サムスンのS9Wテレビは、絶対に使わないであろう最も美しいギミックです
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サムスンのS9Wテレビは、絶対に使わないであろう最も美しいギミックです

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サムスンのS9Wテレビは、絶対に使わないであろう最も美しいギミックです
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イヴ・ベアールがデザインしたSamsung S9W。写真:Samsung
イヴ・ベアールがデザインしたSamsung S9W。写真:Samsung

ラスベガス発 — CES初日がいよいよ終盤を迎え、一つの傾向が見えてきた。それは、トレンドは存在しないということだ。サムスンの基調講演は、この傾向を如実に表していた。同社は新家電の発表に、掃除機、バーチャルリアリティサービス「Milk」、キュートなポータブルSSD、そしてもちろん、これまでで最もクレイジーなテレビなど、ありとあらゆるものを投入した。

カルト・オブ・マック CES 2015

CESでサムスンがとんでもないテレビを発表するのは、もはや恒例行事となっている。今年も例外ではなく、SUHD S9Wテレビは「史上最も魅惑的なテレビ」と謳われている。しかし、この素晴らしい仕掛けを実際に体験することができないのは、本当に残念だ。

サムスンは、史上最もセクシーな最新テレビを製作するために、スーパースターデザイナーのイヴ・ベアールの協力を得た。ベアールは、テレビを「実際に使用する家電製品としてではなく、優れた職人技の成果として」捉えてデザインに取り組んだと語る。

S9Wの4Kディスプレイがいかに「なんて素晴らしいんだ!」と言わんばかりの美しさなのかを示すため、ベハー氏とサムスンは82インチの曲面スクリーンを、テレビのハードウェアのほとんどとスピーカーを搭載した台座に設置しました。さらに、内蔵モーターが視野角を最適な位置に自動調整し、視聴している映像に完全に没入できるようになっています。

これは驚くほど美しいテクノロジーで、テレビというより芸術作品のようです。残念ながら、リビングルームに置くことはまずないでしょう。サムスンは価格や発売日を発表していませんが、いつ発表されたとしても、ほとんどの消費者が購入できるかどうかは疑問です。むしろ、実際に購入できるというよりは、概念実証に近い製品です。まるでCES 2013で発表された、あの馬鹿げたサッカーゴール付きテレビのようです。しかし、SUHD(4Kの長尺版)テレビで構わないというなら、画質は同等で台座なしのJS9500、JS9000、JS8500のいずれかを2015年に発売予定です。

出典:サムスン