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新型iPadは帯域幅を大量に消費し、中小企業や大企業において深刻なネットワーク輻輳やパフォーマンス問題を引き起こすのでしょうか?企業のネットワークは、ワイヤレスデバイスやモバイルプロフェッショナルの増大する需要に対応できるのでしょうか?
これらは、ネットワークベンダーのブロケードが最近顧客に投げかけた質問であり、特に新型iPadの発売に焦点を当てています。その結果、企業の半数が、新型iPadによって自社ネットワーク上の無線デバイスの数が増え、トラフィック量全体が増加する可能性があると考えていることがわかりました。
「iPad 3の発売が、ネットワークにアクセスするデバイスの数にどのような影響を与えると予想しますか?」という質問に対し、回答者の3分の1がデバイス数とトラフィックが増加すると予想し、17%は不明だが「管理が困難」になると予想していると回答しました。残りの50%は、トラフィックとデバイス数はほぼ横ばいになると予想しています。
今後4年間のモバイル帯域幅需要の予測増加とその対応能力について懸念があるか尋ねたところ、ブロケードの顧客の4分の3以上(76%)が懸念していると回答しました。そのうち19%は「非常に懸念している」、57%は「ある程度懸念している」と回答しました。これらの課題に対処するため、56%はネットワークの一部を交換またはアップグレードしており、6%はネットワーク全体の交換を計画しています。
過去 3 年間を振り返ると、半数強 (54%) が、特にスマートフォンやタブレットによるネットワークへの需要の増加が原因でネットワークを改善したと述べています (iPad は依然としてビジネス タブレット市場の 96% を占めているため、これは iPad を意味していると論理的に推測できます)。
調査結果は、モバイル導入の増加により、多くの企業がインフラへの追加投資を検討せざるを得なくなっていること、そしてiPadの活用がその重要な要因となっていることを明確に示しています。しかし同時に、多くの企業が増大する課題への対応能力を備えていると感じていることも示しています。
また、調査では、企業の3分の1弱(31%)がBYODプログラムを導入している一方、3分の1以上(38%)はまだBYODプログラムを導入していないものの、個人のモバイルデバイスをネットワークに接続することを許可しているという結果も明らかになりました。残りの31%は、ネットワーク上での個人デバイスの使用を一切禁止しています。