2016年のiPhone出荷台数は予想を大きく下回る可能性
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2016年のiPhone出荷台数は予想を大きく下回る可能性

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2016年のiPhone出荷台数は予想を大きく下回る可能性
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iPhone 6 Plus_8
AppleのiPhone出荷台数は今年2億台を下回る可能性がある。
写真:Ste Smith/Cult of Mac

KGI証券の有力アナリスト、ミンチー・クオ氏によると、アップルは今年、iPhoneの総出荷台数が期待外れになる可能性が高いという。昨年の2億3200万台と比べて、2億台を下回る見込みだという。

クオ氏は、AppleのiPhone出荷台数は2016年上半期には8500万台から9500万台、下半期にはわずかに増加して1億1500万台になると予測している。もしこれが事実なら、これらの数字は他のどの企業から見ても膨大な数字ではあるものの、ウォール街の高い予想である2016年のiPhone出荷台数2億1000万台から2億3000万台には届かない可能性が高い。

クオ氏は、この低い予測の根拠としていくつかの要因を挙げている。最大の要因は、iPhone 7に搭載されると噂されているデュアルカメラが、より大型の5.5インチPlusモデルにのみ搭載されるという点だ。これにより、より人気の高い4.7インチモデルの売上が落ち込む可能性がある。また、他のスマートフォンメーカーの多くがAppleに先駆けて同様のカメラ搭載モデルを発売しようと競い合っており、Appleがようやく新型iPhoneを発表した際に、顧客を失望させるだろうともクオ氏は考えている。

これに加えて、クオ氏は、大型ディスプレイ搭載端末の需要が鈍化し、iPhone SEが新しいフォームファクタを誇示していないことで多くの顧客を遠ざけていると考えている。

これが正確かどうかは後ほど確認する必要があるが、Appleは毎年、iPhoneの驚異的な記録破りの売上増の終焉を業界関係者に予感させてきた。一方、サプライチェーン筋によると、Appleのチップ発注量は今年これまでのところ予想を下回っているという。

AppleはiPhoneの急成長に終止符を打ったと思いますか?ぜひ下のコメント欄にご意見をお寄せください。

出典:Apple Insider