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写真:HigherEdWeb/Flickr CC
スティーブ・ウォズニアックは長年アップル社に直接関わっていなかったかもしれないが、刑事捜査の中心であるiPhoneのロック解除にアップル社が協力すべきかどうかをめぐる現在のアップル社対FBIの小競り合いに関して、彼の忠誠心がどこにあるのかは疑いの余地がない。
CNETとのインタビューで、ウォズニアック氏は「権力を握っている人物を信頼することはできない」という意見を明確にし、「テロリズムとは、われわれの生活に対する不当な詮索を正当化するために使われている偽りの言葉にすぎない」と主張した。
「今回の件よりもずっと根深い、一般的な問題について話しているんです」とウォズ氏は続けた。「FBIは恒久的なバックドアを仕掛けたいと考えている。私はそれが間違っていると思うんです」
しかし、ウォズ氏は、アップルは最終的には(残念ながら)法廷に屈するだろうと密かに疑っているとも述べている。
「私の直感では、そうだと思います」と彼は認めた。「でも、分かりません。分かりません。もし私がそこにいたら、かなり警戒して戦うかもしれません。」
ウォズ氏の反権威主義的な姿勢はApple Iを開発する以前から存在していたことを考えると、今年最大のテクノロジーニュースの一つについて彼がこう語るのを聞いても、さほど驚くには当たらない。こうした考えを持つのは彼だけではない。MicrosoftとGoogleはAppleへの支持を表明しており、WhatsAppのジャン・クーム氏のような他のテクノロジー界の大物たちも支持を表明している。
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出典:CNET