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写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac
Apple は FBI のために iPhone をハッキングするのを喜んではいないかもしれないが、(ある報道とは反対に)決してテロを支援しているわけでもない。
これを実証するため、Appleはソーシャルメディアプラットフォーム上でのISISメッセージの拡散に対抗する方法を議論するため昨日司法省と会談した数社のテクノロジーおよびメディア企業の1社である。
会議にはTwitter、Snapchat、Facebook、MTV、BuzzFeedといった有力企業も参加していた。会議の結果は公表されていないが、議論中にAppleが出席していたことによる緊張感については何も言及されていない。議論では、「対抗物語と楽観的なメッセージ」を用いてテロリストのプロパガンダに対抗する方法が議論されたが、それが実際に何を意味するのかは定かではない。
シリコンバレーが、人気のソーシャルメディアプラットフォームがテロリストの勧誘に利用される可能性という問題に取り組むのは今回が初めてではない。2月には、TwitterがISIS関連アカウント12万5000件の閉鎖に取り組んでいると発表した。
先週、大統領候補のドナルド・トランプ氏は、「アップルがカリフォルニア州出身のイスラム過激派テロリスト夫婦に関する携帯電話情報を当局に提供するまで、すべてのアップル製品をボイコットする」ようユーザーらに呼びかけた。FBI長官ジェームズ・コミー氏も公開書簡の中で、iPhoneなどのデバイスの最高レベルのセキュリティは、イスラム国のようなテロリスト集団を助ける可能性があると主張している。
出典:CNN