- ニュース

写真:Apple
IBM は、MobileFirst アプリの迅速な設計と展開のハブとして機能する新しいガレージを開設することで、モバイル エンタープライズ ソフトウェアの頼れる企業となるための取り組みを拡大しています。
AppleとIBMは3年前、iPhoneとiPadをIBMが開発したソフトウェアと組み合わせることで、エンタープライズ市場への進出を図るため、MobileFirstパートナーシップを締結しました。新たなガレージの拡大により、より多くの国際企業が両社のビジネスツールにアクセスできるようになります。
IBMは既にアトランタ、クパチーノ、トロント、シカゴ、バンガロールに設計開発スタジオとガレージを構えています。同社は上海とブカレストに新たなグローバルハブを開設し、最初のMobileFirst for iOSガレージであったバンガロールオフィスを拡張する予定です。
IBMは、この3年間のプログラムに関するいくつかの統計情報も公開しました。総収益は明らかにされていませんが、IBMによるとMobileFirstは「数十億ドル規模の契約」を生み出したとのことです。現在、このプログラムの顧客は3,800社を超えており、シティ・ファニチャー、ルフトハンザ航空、日本航空、シンガポール航空などが新規顧客として挙げられています。
IBM は、モバイル アプリをさらに強化するために、アプリが学習して適応できるように IBM Watson の認知機能をエンタープライズ ソフトウェアに組み込むことも明らかにしました。