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Yoは、当初は単なるジョークと思われていたものが、ほぼ一夜にして驚異的な成功へと転落しました。アプリのアイデアは至ってシンプル。ユーザーがプッシュ通知で「Yo」という単語だけを友人に送れるようにするのです。現在、このアプリ用のAPIが公開され、中東へのミサイル攻撃に関する警告に活用されています。
ご想像の通り、Yoが大きな注目を集めていることから、多くのアプリ開発者がYoに便乗しようとしています。その中でも際立つのが、位置情報機能を追加することでYoのコンセプトをさらに一歩進めた新しいiPhoneアプリ「AHOY」です。

AHOYは、特にインターフェースの見た目からYoのクローンと言えるかもしれません。しかし、主な違いは、Foursquareの位置情報データを使用して、連絡先に自分の現在地を知らせることができる点です。
Yoと同じように、私も最初はAHOYがつまらないと思っていました。でも、数人の友達と使い始めてから、今ではすっかり夢中になっています。文字通り2回タップするだけで、自分の居場所を瞬時に伝えることができます。カフェで友達に参加してもらいたい時は、AHOYで通知を送るだけで済みます。
AHOYのようなアプリで夜の街の予定を立てるのは当然無理ですが、そもそもこのアプリの本来の目的もそこではありません。Yoが最初に活用した、超高速でシンプル、そして必要最低限のコミュニケーション手段を巧みに利用しているのです。そして、不思議なほど中毒性があります。
唯一の難点は、Yoと同じように、アプリに友達を追加するにはユーザー名を知らなければならないことです。良い点は、FacebookやTwitterと連携していないため、連絡先リストが短くなることです。位置情報の共有などは、そもそも短いリストに留めておく必要があります。
AHOY は、同じ名前の安全なメッセージング アプリを開発したスタートアップ企業 Confide によって開発されました。
ご興味があれば、App StoreでAHOYをチェックしてみてください。無料でダウンロードできます。