アップル、AR技術の実現にNASAの専門家を雇用
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アップル、AR技術の実現にNASAの専門家を雇用

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アップル、AR技術の実現にNASAの専門家を雇用
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スクリーンショット 2017-04-25 11:58:54
未来のAppleテクノロジー?
写真:OpsLab JPL

アップルは、NASAジェット推進研究所の元ミッション運用イノベーションオフィスのジェフ・ノリス氏を、拡張現実技術の開発に雇用した。

ノリス氏は以前、VRとAR技術を組み合わせた宇宙船や宇宙ロボットを制御するための新たな方法の開発に取り組んでいました。ノリス氏は1999年にNASAに入隊しました。

アップルでは、​​スタンドアロンの拡張現実(AR)グラスの開発プロジェクトと、将来のiPhoneに搭載される可能性のあるAR技術の開発に携わっています。彼は、元ドルビーラボラトリーズの幹部で、アップルに雇用されたマイク・ロックウェル氏が率いるチームの一員です。

ティム・クック氏は以前、アップルが拡張現実に非常に興味を持っていることを明らかにし、拡張現実は仮想現実よりもさらに人気が高まり、近い将来最大の技術の1つになる可能性が高いと主張していた。

素晴らしいチーム

ロックウェルは、最近Appleに加わった唯一のAR(拡張現実)専門家ではありません。最近の報道によると、AppleはAR開発に携わるエンジニアを数百人抱えており、その中にはドルビーラボラトリーズ、オキュラス、ホロレンズの元社員や、ハリウッドの特殊効果担当者も含まれています。

ブルームバーグの記事 では、AppleがARの活用を考えているいくつかの可能性が紹介されており、その中には写真を撮影した後に奥行きを調整したり、写真内の特定の画像を切り出したりする機能も含まれています。また、次世代のフォトブースのように、ARを使って仮想的なエフェクトやオブジェクトを人物に投影するといった活用方法も考えられます。

ロックウェル氏はNASAからアップルに入社した唯一の人物ではない。昨日の報道によると、アップルは自動運転車構想の一環としてNASAのエンジニアを雇用しているという。これは、チームに所属する科学者の一部が暴露された新たな文書によるものだ。

ウォール・ストリート・ジャーナルが入手したDMVの書類に よると、このプロジェクトの推進者のうち3人はNASAのジェット推進研究所で動作計画アルゴリズムや3D物体の検出の分野で働いていたエンジニアだという。

出典:ブルームバーグ