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写真:Apple/Spotify/Rajesh Pandey
Appleの新しいツールを使えば、SpotifyからApple Musicへのプレイリストやライブラリのインポートが簡単になります。この機能は現在、オーストラリアとニュージーランドで限定的に提供されています。
Apple は、人気のプレイリスト転送ツールである SongShift と提携して、この機能を実現しました。
Apple、音楽ライブラリを転送する新ツールをテスト中
2024年2月、AppleがApple Music向けのSpotifyインポートツールを開発しているという兆候が初めてオンラインで確認されました。それ以来、Appleからこのツールに関する発表はありません。音楽ストリーミングサービス間でプレイリストを移動するのは非常に面倒です。公式ツールがないため、ほとんどのユーザーは音楽転送用の人気のサードパーティツールであるSongShiftを使用しています。
Appleは、SpotifyユーザーがApple Musicに簡単に移行できるようにすることを目指しています。そのため、SongShiftと提携し、Spotifyからのネイティブ音楽ライブラリ転送機能を提供しています。MacRumorsによると、このツールは現在テスト中か限定的に展開されており、現在はオーストラリアとニュージーランドでのみ利用可能となっています。
このツールを使えば、Apple Musicユーザーは、スマートフォンのアプリまたはウェブから他のサービスから音楽ライブラリをインポートできます。Appleは今後数週間のうちに、このツールの提供国を拡大する可能性があります。あるいは、来月のWWDC25でiOS 19の一部として発表される可能性もあります。
AppleはApple Musicへの切り替えの手間を省きたいと考えている
Appleのサポートページには、ツールの使い方と「一部の楽曲はレビューが必要です」というメッセージが表示された場合の対処法に関する詳細な手順が記載されています。後者の警告は、Spotifyの一部の曲がApple Musicで利用できない場合に表示されます。また、このツールで移行できるのはユーザーが作成したプレイリストのみであることにご注意ください。Spotifyや他のサービスでキュレーションされたプレイリストは移行されません。
Spotify やその他のサービスからプレイリストをインポートするオプションにより、潜在的なユーザーにとって Apple Music への切り替えが容易になります。
Appleは、Apple MusicのプレイリストをYouTube Musicにエクスポートするツールも提供しています。これは、Appleの音楽ストリーミングサービスから乗り換えたいと考えている方に便利です。