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写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac
Apple Music の加入者数は現在 650 万人と立派だが、著名な音楽ビジネスアナリストのマーク・マリガン氏は、Apple のストリーミング音楽サービスの加入者数は今年末までに 800 万人に近づき、2016 年末までには有料会員数が 2,000 万人に達すると予測している。
来年の予測を記した新しいレポートの中で、マリガン氏は、Apple Music が「2015 年半ばの数か月の間に、ゼロから第 2 位のストリーミング サービスにまで成長した」と述べている。
Apple Musicは、マリガン氏が想定する数字を達成したとしてもSpotifyを追い抜くことはないだろうが、既存の主要サービスとその他の後発サービスとの差は確実に広がるだろう。先ほども述べたように、Apple Musicは無料広告付きサービスが支払うことになるロイヤリティ料率の引き上げからも恩恵を受けることになる。これは、Appleほど潤沢な資金を持たない企業にとっては、より厳しい状況となる可能性がある。
「この方程式の不確定要素は、AppleがユーザーをiTunes RadioからApple Musicへより効果的に誘導できるかどうか、そしてSpotifyが月額1ドルの3ヶ月トライアルの影響を反映して加入者数を再発表した場合に何が起こるかだ」とマリガン氏は続ける。
Apple Musicは、すべてのAppleユーザーのiPhoneとiPadにプリインストールされているという利点に加え、クパティーノ発のストリーミング音楽サービスとして、独占配信している楽曲の膨大な数でも他社との差別化を図っています。今週、テイラー・スウィフト(そう、以前Appleを批判したあのテイラー・スウィフトです)は、新作コンサート映画『 The 1989 World Tour Live』をApple Musicで独占配信すると発表しました。
現在Apple Musicの会員ですか?2017年までに会員数2,000万人を達成するには、Appleは何が必要だと思いますか?ぜひ下のコメント欄にご意見をお寄せください。
出典:ミュージック・ビジネス・ワールドワイド