「iPhoneを探す」でカリフォルニアの山火事を逃れた家族と再会
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「iPhoneを探す」でカリフォルニアの山火事を逃れた家族と再会

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「iPhoneを探す」でカリフォルニアの山火事を逃れた家族と再会
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「iPhoneを探す」は離ればなれになっていた家族の再会を助けた。
写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac

カリフォルニア州森林火災保護局の消防大隊長は、燃え盛る自宅から避難した後、アップルの「iPhoneを探す」機能のおかげで家族と再会した。

ポール・ダンカンさんは、カリフォルニア州ヒドン・バレーの森林火災の消火活動に当たっていたとき、妻からパニック状態の電話を受け、別の大規模な山火事が発生したため、妻と息子、そして2人の十代の娘からなる家族が近所から逃げてきたと告げられた。

家族はいくつかの荷物を掴んで3台の車に分かれて避難したが、巨大な炎の壁に囲まれてしまった。

「(私は彼らに)火の中を突き進むんだ、アクセルを踏み込み、前を見て、周りのことは気にせず、運転に集中して、そこから逃げろと伝えました」とダンカンさんは言った。「彼らはそうしました。私の17歳の娘は、トラックに乗っていた15歳の妹を助け出すという素晴らしい仕事をしてくれました。二人ともヒステリックに泣いていましたが、彼女はなんとか気持ちを落ち着かせ、炎の中を運転する強さを見つけることができました。」

娘たちは車で走り去ったが、ダンカンさんの息子と妻は車を止めて、燃えている家に閉じ込められていた隣人の犬を無事に救出した。

「子供たち全員と妻の連絡先が『iPhoneを探す』アプリに登録されていたので、ずっとそれを見ていました」とダンカンさんは続けた。「とにかく子供たちを探して、どこにたどり着いたのかを確かめようとしていました。火事の向こう側にあるロウアー湖にたどり着いたと分かった時は、信じられないほどの安堵感を覚えました」

ダンカンさんのアドバイスと家族の機転のおかげで命が救われたとはいえ、このような状況でテクノロジーが役に立つという話を聞くのはやはり嬉しいものです。

これは単発的な事件ではありません。先月は、トラックの下敷きになった男性がSiriを使って緊急サービスを通報できたというニュースが報じられました。また、Facebookも被災地での安否情報を広めるためのツールを導入しています。

出典: Thetakeaway