
Google Glassプロジェクトはここ数ヶ月、かなり話題になっていますが、Googleはこれまであまり注目されていなかった別のウェアラブルガジェットを開発中であるようです。Financial Times によると、GoogleもAppleやSamsungと同様に、スマートフォンの拡張機能として機能する独自のスマートウォッチを開発中とのことです。
自動運転車などの実験技術も手がけるGoogleのX Labが開発中のGoogle Glassとは異なり、このスマートウォッチはGoogleのAndroid部門によって開発されている。プロジェクト関係者によると、このスマートウォッチはAndroidスマートフォンと連携して動作するように設計された独自バージョンのAndroid OSを搭載する予定だという。
つまり、Googleのスマートウォッチは、Androidを好むユーザーにとって「iWatch」のような存在になるようだ。Appleのいわゆる「iWatch」はiOSのバージョンを搭載すると予想されており、iPhoneやiPadなどの他のiOSデバイスと連携して、通知やその他の機能を手首で操作できるようになる。
Google ウォッチの主張に信憑性を加えているのが、2011 年に提出された Google の特許出願である。この特許出願は、デュアル スクリーンの「フリップアップ ディスプレイ」、内蔵カメラ、および「触覚ユーザー インターフェース」を備えた「スマートウォッチ」を対象としている。
フィナンシャル タイムズによると、Googleのスマートウォッチの発売時期については今のところ不明だ 。一方、ブルームバーグによると、Appleのスマートウォッチは早ければ今年中にも発売される可能性があるという。
出典: フィナンシャル・タイムズ