- ニュース

木曜日に開催されたiPhone OS 4.0発表イベントでは、iPhoneアプリのマルチタスク機能、パフォーマンス向上、モバイル広告の導入に加え、ウォール街にとっていくつかの示唆も提供された。CEOのスティーブ・ジョブズ氏は、iPhoneの販売台数が5,000万台を突破したと発表し、これは3月四半期のApple製携帯電話の出荷台数に換算すると約750万台に相当する。
この数字を受け、市場はジョブズ氏の発言を他のアップル社の予測と比較しようと躍起になった。その筆頭にいたのがパイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏で、同時期にアップルが750万台のiPhoneを販売すると予想していた。マンスター氏のiPhone販売予測の的中は、iPadの初日販売台数が大きく下回った直後だった。ご存知の通り、同アナリストは4月3日に投資家に対し、iPadの販売台数は最大70万台に達する可能性があると語っていた。その翌日、アップルは初日に30万台のタブレット端末が販売されたと発表した。
iPadについて言えば、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社は、最初の5日間でiPadを45万台販売し、アプリのダウンロード数は350万回に達したとジョブズ氏は述べている。
[バロンズとAppleInsider経由]