アップル、保守派の見解を抑圧したとして訴訟に直面
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アップル、保守派の見解を抑圧したとして訴訟に直面

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アップル、保守派の見解を抑圧したとして訴訟に直面
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訴状には大手テクノロジー企業5社が名を連ねている。
写真:Ste Smith/Cult of Mac

アップルは、グーグル、フェイスブック、インスタグラム、ツイッターとともに、右翼報道機関に対して偏見を示したとして新たな訴訟の対象となった5つのテクノロジー企業の1つである。

この訴訟は、司法ウォッチとフリーダム・ウォッチの創設者であり、元司法省検察官でもあるラリー・クレイマン氏によるものです。クレイマン氏は、両社が「保守派およびトランプ支持派の公益団体、活動家、その他による左派の反保守主義的政策を推進するための活動を抑え込み、あるいは制限する」ために共謀していると主張しています。

この訴訟は水曜日にコロンビア特別区の米国地方裁判所に提起された。

同社は10億ドル以上の損害賠償を求めているが、この巨額の賠償金でさえ「欧州連合委員会がグーグルなどのソーシャルメディア大手に対し、競争を抑圧する冷酷な戦術を取ったとして既に課した金額に比べれば微々たるものだ」と指摘している。

訴訟で名指しされた企業の中で、Appleはやや異端のように見える。訴訟に関するプレスリリースでは「ソーシャルメディアの巨人」という言葉が使われているが、これはAppleに容易に当てはまる言葉ではない。Twitterの「シャドウバン」や、Facebookが保守派ユーザーの関心を引くニュース記事を抑制しているとされる行為などが言及されているものの、Appleがどのような過失を犯したのかは明確ではない。

訴訟へのアップルの参加

この点に関してAppleに最も近い最近のニュースは、 Podcastアプリから右派系ポッドキャスト5本が削除されたというものです。しかし、Appleは未だに同組織のアプリをApp Storeから削除していません。Infowarsをめぐる論争が起きた際の声明でAppleはApp Storeにおいて「あらゆる視点」が表現されることを支持すると述べています。

2016年の大統領選挙後、Appleを含む多くのテクノロジー企業は、「フェイクニュース」とみなされるものを取り締まるよう圧力を受けています。この言葉は、一部の右派系報道機関が発信するニュース記事を指すためにしばしば使われてきました。

Klayman の訴訟はこちら (.pdf) で読むことができます。