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写真:シリル・ディアニュ/AR コピー&ペースト
新しいアプリをリリースするときは、良質であれば必ず人々に知られるだろうと直感を信じなければならない時もあります。しかし、需要があまりにも大きく、文字通りその熱狂を無視できない時もあります。
この2つ目のシナリオこそ、34歳のアーティスト、デザイナー、そしてプログラマーであるシリル・ディアグネ氏が最近直面した状況です。彼はTwitterで、久しぶりにクールなARデモの一つを披露したところ、その未来的な「コピー&ペースト」デモを実際のアプリにしてほしいというリクエストが殺到しました。それから2週間も経たないうちに、ディアグネ氏はまさにそれを実現しました。
4/10 – 周囲の画像を切り取ってPhotoshopに貼り付ける
コード: https://t.co/cVddH3u3ik
本: @HOLOmagazine
衣服: SS17 by @thekarentopacio
タイプ: Sainte Colombe by @MinetYoann @ProductionType
技術的洞察: ↓#ML #AR #AI #AIUX #Adobe #Photoshop pic.twitter.com/LkTBe0t0rF— シリル・ディアニュ(@cyrildiagne)2020年5月3日
「ARコピーペーストはAndroidとiOS向けのアプリで、オブジェクトや写真をキャプチャして数秒でコンピューターに転送できます」と、現在パリのGoogle Arts & Culture Labに滞在しているディアニュ氏はCult of Macに語った。「このプロセスでは、機械学習の最新技術を利用して、オブジェクトや人物を自動的に検出し、背景を除去します。ARのおかげで、プロセスは非常にシンプルで、ワンタッチで済みます。」
コピー&ペースト:次世代
このアプリがまだクールなデモだった頃に書いたように、このアプリはデザイナーが現実世界からオブジェクトを取り出し、他のアプリケーションにドロップすることを可能にします。このアプリは、現実世界から「取り出したい」オブジェクトを特定し、画像認識技術を使ってそのオブジェクトを背景レイヤーから分離します。生成された画像は、Adobe Photoshop、InDesign、Illustratorに加え、Figma、GIMP、Sketch、Powerpoint、Keynoteにもドロップできます。
「このアプリは、機械学習がデジタル世界とのインタラクションをより自然なものにするためにどのように役立つかを探求するために、私が毎週行っている一連の実験の成果です」とディアニュ氏は述べた。「才能あふれる研究者たちが毎週GitHubでオープンソース化している素晴らしい機械学習モデルに魅了されています。これらは、コンピューターや機械とのインタラクションを革新するために活用できるデザイナーにとって、まさに金鉱です。」
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