
Google会長のエリック・シュミット氏は、「AndroidはiPhoneよりも安全だ」と主張し、Androidが安全ではないという主張を一蹴した。世界中に10億人以上のユーザーを抱えるこのプラットフォームは、厳格な実環境テストを経ており、消費者はAndroidに「想像をはるかに超える」満足感を得られるとシュミット氏は約束した。
ZDNetの報道によると、シュミット氏は月曜日に開催されたガートナーシンポジウム/ITxpo 2013で質疑応答を行い、競合製品に対する彼の即席の回答の数々が聴衆の笑いを誘った。中でもAndroidのセキュリティ、そしてiPhoneよりも安全だと主張する発言は、聴衆の笑いを誘った。
「この聴衆の多くにアンケートを取れば、Google Androidは主要プラットフォームではないと答えるでしょう」と、ガートナーのシニア・リサーチ・ボードを率いるアナリスト、デビッド・ウィリス氏は述べた。「Androidと言うと、『ちょっと待って、Androidは安全じゃない』と言われるんです」
「安全じゃない?iPhoneよりは安全だよ」とシュミット氏は即座に答えた。
Google はリリースごとに Android のセキュリティを向上させる努力を確かに行っており、マルウェアやその他の脆弱性に関する懸念の報告があるにもかかわらず、ユーザーは信頼できないソースからソフトウェアをダウンロードしないだけで、自分のデバイスが安全であることを簡単に確認することができます。
Android の最新バージョンには、アプリがインストールされる前に悪意のあるコードがないか自動的にチェックするマルウェア スキャナーが組み込まれています。
シュミット氏はまた、Android が断片化しているという指摘を一蹴し、「Android ではベンダーと Android ストアの互換性を維持する契約を結んでおり、これは Android にとって大きな進歩です」と説明した。
シュミット氏は最後に、「Gmail、Chrome、Android は想像以上に満足できるものになるでしょう」と述べました。
皮肉なことに、シュミット氏自身は2011年からGoogleの会長を務め、それ以前は10年間CEOを務めていたにもかかわらず、Androidユーザーになったのはつい最近のことだ。今年初め、彼はトレードマークである物理キーボードが気に入っており、BlackBerryのユーザーでありファンであると認めた。
出典: ZDNet