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Appleは昨年iCloudを開始した際、MobileMeを廃止し、有料会員が新サービスに移行した際に20GBの無料iCloudストレージを提供しました。多くのユーザーがiOSデバイスのバックアップにこのストレージを利用していましたが、多くの便利なサービスと同様に、これも終了となります。Appleは現在、以前のMobileMeユーザーに対し、9月30日をもって無料ストレージの提供が終了することをメールで通知しています。
すべてのユーザーに5GBのiCloudストレージが無料で提供されていたため、MobileMeユーザーはアカウントを取得するとすぐに25GBのiCloudストレージを利用できるようになりました。つまり、ほとんどのユーザーはiOSデバイスをクラウドにバックアップしたり、Documents in the CloudなどのiCloudサービスを利用したりするのに、一銭も支払う必要がなかったのです。
しかし残念ながら、Appleは親切にもこの無料ストレージを12ヶ月間しか提供しませんでした。9月30日にはこのオファーは終了し、5GBを超えるストレージが必要な場合は料金を支払う必要があります。Appleからのメールによると、5GBを超えるストレージが必要な場合は、iCloudアカウントは自動的にダウングレードされます。
ダウングレードが有効になる前にご対応いただけない場合、iCloudへのバックアップが停止し、アプリはiCloudに書類を保存できなくなります。ストレージを解放するか、ダウングレードをキャンセルして現在のストレージプランをもう1年間維持することができます。
Apple からの電子メールには、これらのことを実行する方法についての指示が記載されています。
Appleは、iCloudに既に 保存されているデータ (5GB以上使用している場合も)を削除しないようです。そのため、既存のバックアップや書類はそのまま残ります。ただし、他のファイルをアップロードすることはできなくなります。アップロードしたい場合は、アップグレードする必要があります。
価格は10GBのストレージで20ドルから始まり、20GBで40ドル、50GBで100ドルまで上がります。これは、すべてのユーザーが標準で利用できる5GBのストレージに加えて提供されます。