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笑ってしまうほど偽物の「iSlate 開発文書」が PhoneArena に「漏洩」された。おそらく、希望的観測にとらわれたいたずら者の頭蓋骨に開けられたドレナージシャントを通じて漏洩したのだろう。
この文書が偽物であることを示す最初の手がかりは、2日後にAppleの弁護士がPhoneArenaのサイト所有者のゼラチン状の残骸を綿棒でつま先の間からかき出そうとしていないという事実だ。しかし、疑念を抱かせる理由は他にもある。
まず第一に、この資料には、このタブレットはコードネーム「Clouded Leopard」のOS X 10.7を搭載すると記載されています。まあ、どうでもいいでしょう。そもそも、その名前が馬鹿げているだけでなく、もしApple Tabletが1月末に発表されたとしたら、発売は遅くとも6月までには期待できるはずです。AppleはApp Store開発者にアプリをタブレット対応にする時間を与える必要がありますが、競合他社に追いつかれるほど長く待つわけにはいきません。さらに、Snow Leopardは2009年8月にリリースされたばかりで、後継機の最初の開発者ビルドは6月のWWDCでリリースされるという噂もあります。
要するに、このタブレットは OS X の次期バージョンがリリースされるよりかなり前に登場します。いずれにしても、iPhone OS に近いものが実行されると思われますが、私個人としては、これらのオペレーティング システムが別個の存在として、このタブレットのリリースによってより劇的に融合し始めると予想しています。
しかし、まだ懸念すべき愚かな点が山ほどあります。PhoneArenaがリークしたスペックシートによると、iSlateは2.26GHzのIntel Core 2 Duoプロセッサを搭載するとのことです。しかし、まさかそんなことはないはずです。Core 2 Duoアーキテクチャはタブレットには消費電力が大きすぎるからです。Appleは2008年初頭にARMチップ設計会社PA Semiを買収したことから、ARMを採用するでしょう。仮にそうでなかったとしても、新しいIntel Arrendaleモバイルチップは、従来品よりも消費電力を抑えながら、10~40%のパフォーマンス向上を実現しているのに、なぜAppleはタブレットに最新世代のIntelチップを採用するのでしょうか?
まあ、これを一つ一つ分析して、馬鹿げたことを一つ一つ分析してもいいんだけど(加速度計に4200RPMのハードドライブ?笑)、要するに、誰かがAppleタブレットを、画面が逆さまになった新しいタッチスクリーンMacBookとして想像したってことだよね。でも、実際のタブレットはそんな風にはならない。