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スティーブ・ジャクソン氏（申し訳ありませんが、マンチキン カード ゲームのデザイナーではありません）は、1983 年にペンギン社向けのアドベンチャー ゲームブックの執筆を始めました。4 冊からなる「ソーサリー!」シリーズの 30 周年を迎えるにあたり、ジャクソン氏は開発スタジオの Inkle と協力し、iPhone および iPad 向けの 4 つの新しい iOS ゲームブック アプリをリリースすることで、RPG の原型を現代に蘇らせることを決めました。

Inkleは、今年4月にリリースされたインタラクティブストーリーブック『フランケンシュタイン』で絶賛を浴びました。これは、分岐するストーリー展開、キャラクター作成、そしてサイコロを振って戦闘の勝敗を決めるといった要素が盛り込まれた、いわば「Choose Your Own Adventure」と昔ながらの「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」を融合させたようなアドベンチャーゲームブックにぴったりの作品です。

『ソーサリー！』の新作では、大幅に拡張され、ただ読むだけでなく、視覚的にも架空の世界を探索できるようになります。それぞれの場所を訪れ、様々なキャラクターと会話し、モンスターと戦い、罠から逃れることができます。

サイコロを振るシステムは新しい戦闘システムに置き換えられ、開発者によると、モンスターとの戦闘前と戦闘中に、より戦略的なプレイが可能になります。また、タッチスクリーンでの操作性を重視した呪文詠唱システムも計画されており、50種類の呪文を習得できます。

スティーブ・ジャクソンはこう言う。

Sorcery! ゲームブックシリーズは、1983年から1985年にかけて私の人生のかなりの部分を費やした壮大なプロジェクトでした。私は常に、このゲームブックを21世紀のテクノロジーで最新のものにしたいと願っていました。しかし、それは適切な開発者と協力することだけが条件でした。Sorcery! のデジタル化をinkleに託すことで、彼らはオリジナルの冒険を忠実にデジタル化できるだけでなく、オリジナルを超えた新たな領域へと導いてくれると確信しています。彼らがフランケンシュタインの物語を再構築した作品をご覧になった方なら、私の言いたいことがお分かりいただけるでしょう。これは単に原作をiOS向けにそのまま移植したものではありません。全く新しいSorcery! 体験となるでしょう。

シリーズ第 1 弾『The Shamuntanti Hills』は来年 3 月にリリースされる予定で、第 2 弾『Ka ré: Cityport of Traps』はその後すぐにリリースされる予定です。

出典: Inkle プレスリリース
出典: Indie Game Magazine