
「オーディオビジュアル」という言葉の前半は、オーディオから始まることを覚えておいてください。映画は映像と同じくらい音からも成り立っています。ハリウッドはこの事実を決して忘れてはなりません。あなたも忘れてはなりません。AppleはiMovie '11のオーディオ編集機能に大幅な改良を加えました。その改良点をご紹介します。
iMovieでは、新しいオーディオ波形モードや、スピーカーをオーバードライブする可能性のあるオーディオを色分けして表示する警告など、オーディオを確認するための新しいデフォルト設定がいくつか追加されました。さらに、Appleは新しいイコライザー機能も搭載しました。
これにアクセスするには、オーディオを編集したいクリップを選択し、クリップ自体をダブルクリックしてインスペクターウィンドウを開きます。インスペクターが表示されたら、右上の「オーディオ」タブをクリックして設定画面に進みます。オーディオセクションのほぼ中央に「イコライザー」があります。「イコライザー」の横にあるチェックボックスをクリックし、チェックボックスのすぐ横にあるドロップダウンメニューからプリセットを選択してオーディオイコライゼーションの種類を選択します。10バンドEQの使い方に慣れている場合は、微調整も可能です。
EQのすぐ上には「強調」チェックボックスがあります。これをクリックすると、スライダーを右に動かすことでiMovieが低減できるバックグラウンドノイズの量を調整できます。調整後は、フォアグラウンドの音が不要なほど小さくならないように、必ず音を聴いてみてください。
さらに、iMovie '11には、クリップに追加できるクールなオーディオエフェクトがいくつか搭載されており、聴覚と映像の融合をさらに進めることができます。調整したいクリップをダブルクリックしてインスペクタウィンドウを開き、左上の「クリップ」タブをクリックします。「オーディオエフェクト」ラベルの横にあるボタンをクリックして、エフェクトを開きます。20種類のオーディオエフェクトがグリッドに表示されます。スペースバーを押してクリップを開始し、各サウンドエフェクトアイコンにマウスを合わせると、そのオーディオエフェクトを適用したサウンドをプレビューできます。中には実に面白いエフェクトもあります。特にロボットの声は最高です。ぜひ試してみてください。
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