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写真:ティム・モスホルダー/Unsplash CC
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、起亜自動車はジョージア州の潜在的パートナーとアップルカーの開発について接触を始めたという。
これは、AppleとKiaの親会社であるHyundaiが、自動運転電気自動車の開発に向けて36億ドル規模の提携を準備しているという報道の最新の展開です。Kiaは年間最大10万台のApple Carを生産する可能性があると報じられています。
WSJの報道では、起亜のサプライチェーンパートナー候補については一切明らかにされていない。しかし、起亜がこの計画の実現に必要な企業に接触しているという事実は、アップルとの交渉が進展していることを示唆している。最近の報道では、両社が2月前半に契約を締結する可能性があると示唆されている。
WSJは次のように書いている。
「もし現代・起亜自動車を選んだ場合、アップルの自動車生産へのアプローチは、サードパーティの製造パートナーと提携してiPhoneを生産する方法に似ているように思われます。この場合、アップルは現代・起亜自動車のサプライチェーンと車両エンジニアリングの恩恵を受けながら、デザイン、ソフトウェア、デジタル機能に関する自社の経験に注力できるでしょう。」
一方、日経新聞は 、アップルが日本でアップルカーのサプライチェーンを構築していると報じている。このサプライチェーンには少なくとも6社が関与しており、横浜にあるアップルの研究開発施設が主導しているという。
アップルカーの公道への旅
Appleの自動車に関する噂は2015年から流れている。Appleはこれまで、自動車開発に数百人のエンジニアを雇用し、プロジェクトを縮小した後、再び拡大してきた。最新の噂では、Appleがプロジェクトのソフトウェアを開発し、ヒュンダイが製造を担当するとのことだ。
しかし、Appleは最近、ポルシェのシャシー設計のエキスパートを雇用しており、Appleがソフトウェアだけにとどまらない幅広い取り組みを示唆している。ヒュンダイは、Appleの単なる製造パートナーと見なされることを懸念していたと伝えられている。そのため、Appleの自動車開発における提携は起亜自動車に委ねられた。
Apple Carの発売時期はまだ確定していない。しかし、その複雑さを考えると、2025年より前に何かが実現する可能性は低いだろう。
Apple Carの登場にワクワクしていますか? 最終的にはどんな形になると思いますか? ぜひ下のコメント欄であなたの考えをお聞かせください。
出典:ウォール・ストリート・ジャーナル