Apple、Touch IDの「パニックモード」調整機能を特許取得

Apple、Touch IDの「パニックモード」調整機能を特許取得

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Apple、Touch IDの「パニックモード」調整機能を特許取得
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Touch IDはさらに便利になるかもしれない。
写真:Apple

Apple Payなどのイノベーションのおかげで、Touch IDは最近ますます便利になっています。しかし、Appleはもう一つの構想も練っています。それは、特定の指でiPhoneのロックを解除することで起動できる「パニックモード」です。

スクリーンショット 2015年11月5日 11時44分09秒Appleは、このパニックモードの機能についていくつかの異なるバージョンを提案しています。中には、単に電話をロックし、個人データへのアクセスを制限するものもあれば、電話を使用している人の動画や写真をこっそりと録画できるものもあり、これはiPhoneが盗難された場合に非常に便利です。

さらに他のモードでは、iPhone のマイクが起動し、ユーザーはすぐに警察に連絡したり、大きな警報を鳴らしたり、選択した他の iPhone に緊急メッセージを送信したりできるようになります。

Appleは次のように説明しています。

取得された指紋に応じて、デバイスのロック解除時に特定のアクションが実行される場合があります。例えば、人差し指の指紋は通話開始を示す場合があります。モバイルデバイスのロック解除時に人差し指の指紋が取得されると、電話アプリケーションが起動し、モバイルデバイスのロック解除後にユーザーが通話できるようになります。

もちろん、この気の利いたコンセプトが将来のiPhoneやiPadに採用される保証はありませんが、確かに素晴らしいアイデアです。アクティベーションロックのおかげで近年、iPhoneの盗難件数は大幅に減少しましたが、Appleの独占機種が依然として窃盗犯や悪質な人物を引きつけていることは間違いありません。

特許に関して言えば、iPhone のホームボタンに隠された飛び出すジョイスティックよりも、断然こちらの方が欲しいですね。

出典: USPTO

出典:ビジネスインサイダー