VerbatimのデュアルUSBパワーバンクで外出先でもiPhone 2台を充電【レビュー】

レビュー

今年のラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショーで、無料ドリンクやアフターパーティー以上に私が探し求めていたのは、電源コンセントでした。ええ、私は真っ白なiPhone 4Sが大好きですが、ヘビーユースする日は、一日が終わる前に2回以上充電する必要があることに気づきました。

VerbatimのデュアルUSBパワーバンク（約65ドル）は、ラスベガスのコンベンションホールの薄暗い場所でコンセントを探し回る手間を省くほどの大容量のポータブル電源を提供します。しかし、問題は、接続された2台のデバイスや、電力を大量に消費する新型iPadを充電する際の性能です。

良い点

Verbatim Power Bank (PB) は小さくはありませんが、かなり薄くて持ち運びやすいです。どんなバッグにも簡単に収まりますし、恋人を作るのが嫌ならバックポケットにも入れられます。

しかし、VPBは確かにパワーがすごいです。10,000mAHのリチウムポリマーバッテリー（良質なやつです）は、iPhone 4Sを30%から100%まで約6回充電しましたが、まだ余裕がありました。これは素晴らしいですね。CESで他の技術ライター仲間があなたがモバイルバッテリーを持っていると知ると、彼らは必ずそれにテザリングしてバッテリーを使い果たしたがるからです。次回は彼らに充電しても、iPhoneにはまだ少し電気が残っています。

パワーバンクの側面に搭載された電源スイッチも嬉しいポイントです。この機能は一見当たり前のように思えるかもしれませんが、電源ボタン付きのモバイルバッテリーはよく見かけます。バッグの中で押してしまいやすく、実際に使う時にはバッテリーが消耗してしまい、危うく死にそうになってしまうことがあります。

PBはiPhoneをかなり速く充電できますが、壁の充電器ほど速くはありません。2台のデバイスを同時に接続すると充電時間が多少遅くなりますが、それほど遅くなるわけではありません。PBはデュアル充電を非常にうまく処理できると感じました。

悪い点

パワーバンクにはバッテリー残量を表示する3つの青色LEDが搭載されていますが、バッテリー残量を正確に表示するには不十分です。現在のバッテリー状態をもう少し詳しく表示してくれるメーターがあれば良いと思います。

また、パワーバンクにはiPad専用のポートが付いているのに、新型iPadをフル充電できないのもおかしいと思います。確かに新型iPadはとてつもなく巨大なバッテリーを搭載していますが、Verbatimはパッケージか何かで、パワーバンクはiPad 1かiPad 2しかフル充電できないことを明記するべきです。パワーバンクは新型iPadを75%くらいまでしか充電できず、その後バッテリー切れになってしまいました。