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毎朝Macの前に座って書き始めると、いつも同じアプリを開いて、いつもと同じiTunesプレイリストを再生してしまいます。この繰り返しの退屈な作業こそがコンピューターの役割なので、Macにそれらのアプリを開いて音楽を再生させようと考えました。私が何もしなくても、すべて自動的に。

その夢はすぐに打ち砕かれました。Macはまだ私の心を読むことができないのです。そこで、次善策としてAppleScriptを使うことにしました。Dockに常駐させておけば、クリックするだけですべてを開くことができるのです。一番良いのは、自分で作るのが驚くほど簡単だということです。

一度にたくさんのものを開くためのAppleScript

リサーチや整理はほとんどiPadで行っていますが、最近は執筆を始める時は古いMacに切り替えています。そして、そのたびにUlysses、Things、Slackを起動します。気分を盛り上げるために、iTunesで同じプレイリストを再生します。これら全てを実行するAppleScriptを作るのは簡単です。

コピーして変更したい場合は、次のテキストを参照してください。

tell application "iTunes"

play playlist named “work”

tell application "Finder"

launch application "UlyssesMac"

launch application "Things3"

launch application "Slack"

end tell

end tell

一緒に試してみるには、 Macでスクリプトエディタアプリ（アプリケーション > ユーティリティフォルダ内）を開き、 ⌘Nと入力して新しいエディタウィンドウを作成してください。上記のスクリプトを貼り付け、ウィンドウツールバーの小さなハンマーアイコンをクリックしてください。これでスクリプトがコンパイルされ、問題があればエラーメッセージが表示されます。

次に、スクリプトをMacの適切な場所に保存します。以前はデフォルトの場所は~/Library/Scriptsでした（~はホームフォルダを指します）。実際にはどこでも構いません。もしあなたが動物好きなら、デスクトップでも構いません。

スクリプトを編集するには、アプリケーション名とプレイリスト名を変更するだけです。アプリ名が想定と異なる場合もあります。私の例では、SlackはSlackですが、Ulyssesは正しくはUlyssesMacです。間違った名前を入力した場合、スクリプトをコンパイルしようとすると、スクリプトエディタアプリが辞書ウィンドウを開き、Mac上のすべてのアプリがリストされます。リストから必要なアプリを見つけてクリックするだけで、正しい名前がスクリプトに挿入されます。

AppleScriptを実行する方法

次に、スクリプトを実行する方法が必要です。Launchbarのようなアプリケーションランチャーを使用している場合は、そこからスクリプトを実行するだけです。私はこうしています。⌘+スペースキーを押してLaunchbarを起動し、「work」と入力してリターンキーを押します。これで完了です。3つのアプリがすべて開き、音楽の再生が始まります。iTunesがまだ開いていない場合は、起動します。

スクリプトをDockに配置したい場合は、まずアプリケーションとして保存する必要があります。スクリプト自体をDockに配置した場合は、クリックするとスクリプトエディタで開きます。スクリプトエディタに戻り、スクリプトを開いたまま、メニューバーの「ファイル」>「書き出し…」を選択し、「ファイル形式」ポップアップメニューを使ってスクリプトをアプリケーションとして保存します。

便宜上、このファイルをスクリプトと同じ場所に保存し、MacのDockにドラッグしてください。これで、ワンクリックでスクリプトが実行されます。この方法の欠点は、スクリプトに変更を加えるたびにこのアプリケーションを再保存する必要があることです。

もちろん、アプリやプレイリストの起動だけに限りませんが、AppleScriptを使ったことがない方は、ここから始めるのが良いでしょう。楽しんでくださいね。