Oligur

• レビュー

父の日に、オタクなお父さんにまだ何かプレゼントをあげていない？ 土壇場での提案です。近所の本屋に行って、『壊れたコンピューターで作る62のプロジェクト』を買ってみてください。15ドルで買える、いわば初心者向けのMaker Faireみたいなもので、お父さんは何ヶ月も夢中で遊べるだけでなく、家に眠っているガラクタも処分できて、ついでに少しお金も節約できるかもしれません。

62のプロジェクトには、Appleジャンクをリサイクルするアイデアも含まれています。例えば、昔のテレビ型iMacを使ってテラリウムを作ったり、電池切れのiPodをミニサバイバルキット（「Don't Die Pod」という愛称で呼ばれています）の容器に作り替えたりといったアイデアです。しかし、最もクールなアイデアは、古い任天堂のコントローラーでベルトのバックルを作ったり、安価なイヤフォンと漏斗を使ってスピーカーを作ったりといったもので、必ずしもApple製品に特有のものではないものの、簡単に手に入るものばかりです。

この本は過度に野心的ではなく、シンプルにまとまっています。消防士の友人は私がトーストを焼くと緊張しますが、この本に載っているプロジェクトは私でも簡単に取り組めるので、賃貸保険の保険料を大幅に引き上げる必要もありません。豊富なイラストとサラファン氏の読みやすくユーモラスな文体のおかげで、読み進めるのがスムーズです。

ところで、もし誰かが Apple タイプのプロジェクトを完成したら、私たちに写真を送ってください。サイトに掲載するかもしれません。