- ニュース

もしかしたら、AppleはまだVerizonを必要としているのかもしれない。あるアナリストはそう考えているようだ。AppleはVerizonをさらなる市場シェア獲得の手段と見ていると予測している。この見解は、Verizonの「Droid」スマートフォンがAT&T買収後のAppleとの提携の可能性を潰したという先週の見解とは対照的だ。
「多様なキャリアのサポートは、iPhoneの世界的な普及(現在の携帯電話市場全体のシェアは約3%)を促進する上で重要な要素だと我々は考えています」と、Broadpoint.AmTechのアナリスト、ブライアン・マーシャル氏は投資家に語った。「そのため、iPhoneが2010年後半にVZネットワークに参入する可能性が高いと考えています。」
アップルは、マーシャル氏が「お得意の」補助金と呼ぶAT&Tからの補助金を失うことで打撃を受けるものの、カリフォルニア州クパティーノに本社を置くベライゾンは、その差を販売台数で補うだろう。専門家は、ベライゾンが2011年にiPhoneを1400万台販売すれば、1台500ドルで販売しているアップルは70億ドルもの利益を獲得できると見ている。
AT&Tは最近、9月四半期の同社の新規ポストペイド加入者のうち、iPhoneが90%を占めたと発表しました。これは前年同期の57%から増加しています。AT&Tは9月四半期に過去最高の320万台のiPhoneをアクティベートし、そのうち40%が新規顧客でした。