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写真:Ste Smith/Cult of Mac
調査会社ガートナーは、Appleが2021年までウェアラブル市場を独占するだろうと主張しているが、その優位性は途中で失われていく可能性が高い。
ガートナーは、2017年にはスマートウォッチ(全メーカー製を含む)が合計4,150万台販売され、93億ドルという巨額の収益を生み出すと予測しています。しかし、2021年にはこの数字はほぼ倍増し、その年のスマートウォッチ販売台数は8,100万台に達すると同社は予測しています。
ガートナーが描くAppleの軌跡は、iPhoneの軌跡と大きく異なっており、これは非常に理にかなっています。同社が指摘するように、Appleは今後もスマートウォッチプロバイダーの中で最大の市場シェアを維持するでしょう。しかし、より多くの企業が市場に参入し、その過程でスマートウォッチの平均実質価格が下がるにつれて、ガートナーはAppleの市場シェアが2016年の約3分の1から2021年には4分の1に減少すると予測しています。
しかし、Apple が 1 つの大きなライバルに挑戦されるのではなく、多数の小さなライバルに挑戦されるだろうと予想してください。
「Asus、Huawei、LG、Samsung、Sonyなどの他の家電ブランドは、パーソナルテクノロジーのライフスタイルブランドほど強い訴求力を持っていないため、2021年にはスマートウォッチの販売台数がわずか15%にとどまると予想しています。」
興味深いことに、ガートナーは何らかの理由でレポートの中で Fitbit について言及していません。
子供用のApple Watch?
興味深いことに、このレポートでは、企業が子供向けのスマートウォッチの提供を開始するという予測が述べられており、これが市場全体のかなりの部分を占める可能性がある。
ガートナーは、2021年までに子供向けスマートウォッチがスマートウォッチ総出荷数の30%を占める可能性があると予測しています。これらのデバイスは、2歳から13歳までの子供たちが初めてスマートフォンを持つ前の段階としてターゲットにしています。
これまで検討したことはなかったが、iPod touch(現在はiPhoneの補助輪)の代わりとして子供向けのApple Watchが登場するのは、間違いなく興味深い。
ガートナーのレポートでは言及されていないが、Appleが2021年に2つのウェアラブルデバイスを販売する可能性があることも注目に値する。1つはApple Watch、もう1つはAppleが現在開発中と報じられているスタンドアロンのARヘッドセットだ。
iPhoneからの独立性をさらに高める新型Apple Watchは来月発表される予定だ。
出典:ガートナー