新型iPadへの「強い需要」によりメーカーの収益は大幅に増加

新型iPadへの「強い需要」によりメーカーの収益は大幅に増加

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新型iPadへの「強い需要」によりメーカーの収益は大幅に増加
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写真: Apple
写真: Apple

タブレットの売上が横ばいになっているという話もあるが、iPadの部品メーカーの収益を見る限り、今年の売上低迷を単なる「減速」と呼んだティム・クック氏の言葉は正しかったと言えるだろう。

iPadの筐体製造を担当するペガトロンの子会社、ケーステック・ホールディングスは、9月の売上高が1億822万ドルと好調な結果を発表した。前月比21.25%増、前年比16.48%増となる。

Digitimesの新しいレポートによると、この成長は、木曜日に発表される予定の Apple の待望の次世代 iPad の出荷によるものだという。

これらのデバイスに対する「旺盛な需要」が見込まれることから、市場関係者はCasetekの第4四半期の売上高が大幅に増加すると予測しています。また、MacBook製品も手掛けるPegatron部門が、間もなくiPhoneのサプライチェーンに参入する可能性があるとの報道もあります。PegatronはiPhone 6の製造を担当しており、ライバル企業のFoxconnはiPhone 6 Plusを製造しています。

Digitimesによると、CasetekはAppleからの受注獲得のため、最近さらに500台のCNC工作機械を購入したとのことです。CNC 加工 とは、旋盤、フライス盤、ルーター、グラインダーなどの工作機械をコンピューターで制御する製造業で使用されるプロセスです。2015年初頭には、同社のCNC工作機械の総数は約7,000台になると予想されています。

iPad Air 2には、反射防止コーティング、よりスリムなデザイン、Touch ID、Apple Pay、凹型音量ボタン、改良されたスピーカーグリル、そしてゴールドカラーオプションが搭載されると予想されています。新型iPad miniが今週木曜日に発表されるとの見方が強い中、一部の報道によると、AppleはiPhone 6 Plusとの差別化を図るため、2015年まで発売を延期する可能性があるとのことです。

また、OS X Yosemite の一般公開に合わせて、10 月 16 日に Retina iMac がデビューすると予想されます。