- ニュース

あの大きな建物が見えますか?ノースカロライナ州にあるAppleの巨大な新データセンターの一部で、iOS体験を可能にするiCloudの魔法のすべてを支えています。Appleのデータセンターの敷地は広大で、50万平方フィート(約4万平方メートル)のデータセンター、100エーカー(約4万平方メートル)の太陽光発電所、4.8メガワットの燃料電池アレイ、そしてその他いくつかの小さな建物が点在しています。
上の写真にある21,000平方フィート(約1800平方メートル)の小さな建物は、Appleが「タクティカル・データセンター」と呼んでいるものです。一体何のための建物なのかは誰も知りませんし、もちろんAppleも誰にも明かすつもりはありません。そこでWiredは、Appleのスパイ機に飛び乗って詳しく調査し、次のような事実を突き止めました。
11室のこの施設には、いくつかの特別なセキュリティ対策が施されているようだ。「マントラップ」と呼ばれる、訪問者が中に入るには2組のセキュリティドアを通過する必要があるシステムがあり、また、高さ8フィートの金網フェンスで囲まれている。写真下部にある5つの白い長いユニットは、ディーゼル発電機だ。
なぜAppleは自社の戦略的データセンターに特別なセキュリティ対策を施しているのだろうか?Rackspaceの最高技術責任者、ジョン・エンゲイツ氏によると、Appleはこの施設を中立的な場所として利用している可能性があるという。パートナー企業を招き入れ、彼らの機器をAppleの電力網に接続させながら、50万平方フィートの巨大な施設に隠されたAppleの秘められた秘密を全て公開させないようにするためだ。
秘密の建物の写真をもう一枚ご紹介します。Appleの新データセンターの写真をもっとご覧になりたい方は、Wiredをご覧ください。
出典:Wired
出典:ギズモード