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開発者は、Snow Leopard では最適化されたソフトウェアを実行すると Mac のパフォーマンスが 50% 向上することを発見しました。
プログラマーの Christophe Ducommun 氏は、2007 年製の Mac Pro を使い、MovieGate ソフトウェアでビデオをエンコードおよびデコードしながら、Snow Leopard と Leopard を比較しました。
Ducommunは、MovieGateをSnow Leopardの2つの重要な新技術、Grand Central DispatchとOpenCLを活用するように最適化しています。OpenCLは強力なグラフィックプロセッサでアプリケーションの処理を実行できるのに対し、Grand Central Dispatchは複数のコアを活用し、利用可能なすべてのコアに処理を分散させます。
Ducommun の研究結果を発表した MacBidouille によれば、これらを合わせると、かなり大きなスピード バンプが生じるという。
Snow Leopard
MPEG-2 エンコードで 150 フレーム/秒 デコード
で 70% の CPU 負荷
MPEG-2 エンコード (ffmpeg) で 130% の CPU 負荷
Leopard
MPEG-2 エンコードで 104 フレーム/秒 デコード
で 165% の CPU 負荷
MPEG-2 エンコード (ffmpeg) で 100% の CPU 負荷
全体として、最適化によりパフォーマンスが約50%向上しました。DucommunのMac Proは、GeForce 8800 GTビデオカードを搭載した2.66GHzクアッドコアマシンです。