AppleのiTunes U、ダウンロード数が3億回を突破

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新学期が始まりましたが、キャンパスや教室ではなく、ヘッドフォンに向かう学生もいるかもしれません。これは、Appleが火曜日に発表したiTunes Uのダウンロード数が3年間で3億回に達したという発表からも読み取れるメッセージです。カリフォルニア州クパティーノに本社を置くAppleと大学との提携は、「iTunesユーザーに、コンピュータ、iPhone、iPod、iPadで学習できる素晴らしい方法を提供します」とAppleは声明で述べています。

世界中の800以上の大学が35万点の音声・動画ファイルを提供しています。中国、香港、日本、メキシコ、シンガポールは、このプログラムに新たに参加した国々です。無料コンテンツにより、誰でも学習の雰囲気を味わったり、仮想的に授業を聴講したりすることができます。

「iTunes Uを使えば、世界トップクラスの教育機関のコンテンツを簡単に発見し、学習することができます」と、Appleのインターネットサービス担当副社長、エディ・キュー氏は述べています。ハーバード大学、MIT、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学などは、iTunes Uに参加している教育機関のほんの一部です。

2009年のある報告書によると、授業のポッドキャストを聴いた学生は、授業に出席した学生よりもテストの成績が良かったそうです。ポッドキャストを聴いた学生の平均成績はCだったのに対し、授業に出席した学生の平均成績はDでした。ニューヨーク州立大学の教授は、ポッドキャストによって学生は難しい概念を何度も繰り返し聞くことができ、より良いメモを取ることができると説明しました。

[AppleInsider]