「残念な」iPhoneの結果は誤解を招く

「残念な」iPhoneの結果は誤解を招く

  • Oligur
  • 0
  • vyzf
「残念な」iPhoneの結果は誤解を招く
post-1037-image-315e0a5f77458cd76eb260a843bfcc6a-jpg

四半期決算報告に左右されるビジネス界が自滅に向かうという決定的な証拠が今や明らかになった。Appleの株価は、パートナーであるAT&Tが発売初日半で「わずか」14万6000台のiPhoneのアクティベーションに成功したため、9ドル近く下落したのだ。ただし、アクティベーションの数字がiPhoneの販売台数を直接反映しているわけではない。

はい、本気で言っています。そして、本当に困惑しています。アナリストや投資家は、6月30日締めの第2四半期がiPhoneの影響を反映する四半期だと言い張っています。それはそれでいいのですが、iPhoneは6月29日午後6時に発売され、AT&Tは深刻なネットワーク障害に見舞われ、翌週までアクティベーションができませんでした。つまり、6月30日深夜までiPhoneをアクティベートできなかった、あるいはアクティベートしないことを選択した人は、このレポートから除外されているということです。

これは明らかに、AAPLの株を全て売却すべき時期が来たという明確な兆候です。当然です。映画の世界では、満月が土曜日に当たる月の火曜日に公開された映画が、5.5日間のオープニング興行収入で史上最高を記録したと話題になることがありますよね?これは全く逆です。大ヒット作品としては、1.5日間のアクティベーションとしては史上最小です。なんと日曜日までカットしたのです!

でも、これが現実の世界。四半期決算が全てだ。もしかしたら、Appleが1週間早くリリースしなかったことでAT&Tに不利益をもたらしたのかもしれない。両社の長期的な健全性には何の影響も及ぼさないはずだ。しかし、これは馬鹿げている。特にAT&Tは…いや、待ってください…総売上高が61%も増加したのだから!

うーん。とにかく、この数字をあまり読み込まないで。Appleはもうすぐ販売数を発表するから、iPhoneが発売1日半でどれだけ売れたかがより明確になる。1日半の売り上げなんて関係ない。馬鹿げてる。10月にこの話はできるかな?

画像提供:TechDigest