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画像: D. Griffin Jones/Cult of Mac
Macのホットコーナーは、マウスのショートカットです。マウスカーソルを画面の隅(最も押しやすい場所)に当てるだけで、クイックアクションを実行できます。画面をロックしたり、スクリーンセーバーを起動したり、デスクトップを表示したり、すべてのウィンドウを表示したりといった操作を瞬時に実行できます。
AppleのMagic TrackpadやMagic Mouseではなく、標準的な2ボタンのPCマウスでMacを使っている場合、ホットコーナーがマルチタッチジェスチャーの代わりとなります。Macに内蔵されているホットコーナー機能を使えば、コンピュータを素早く簡単に操作できるので、ぜひオンにして使ってみてください。
Macのホットコーナーの使い方

Macでホットコーナーを使い始めるには、まずシステム設定 > デスクトップとDock(macOSの古いバージョンではシステム環境設定 > Mission Control)を開きます。パネルの下部にある「ホットコーナー…」ボタンをクリックします。

4つのピッカーを使って、画面の各コーナーに異なるコントロールを設定できます。Macのホットコーナー設定の内容は以下の通りです。
- Mission Control では開いているすべてのウィンドウが表示されます。
- アプリケーション ウィンドウには、現在のアプリのすべてのウィンドウのみが表示されます。
- デスクトップは、すべてのウィンドウを脇に移動してデスクトップを表示します。デスクトップ上にたくさんのものがあって、ファイルを開きたいだけの場合などに便利です。
- 通知センター(Mac で使っている人はいますか?) には、通知とウィジェットが表示されます。
- Launchpad にはインストールされているすべてのアプリが表示されます。
- Quick Note は、テキストの一部をコピーしたり、画像を貼り付けたりするための小さなスクラッチパッドを作成します。
- 「Start Screensaver」はパスワードを要求せずにスクリーンセーバーを再生します。
- スクリーンセーバーを無効にすると、その名の通り
- 「ディスプレイをスリープ状態にする」では、コンピューターをロックせずにディスプレイをオフにします。
- ロック画面を選択すると、ログイン画面が表示されます。
無効にしたい場合は、これらの Mac Hot Corners 設定を「—」に戻すことができます。
隠れた機能:修飾キー
Macのホットコーナーパネルには、隠れた機能があります。Ctrl、Option、Shift、Commandのいずれかの修飾キーを押しながらホットコーナーのドロップダウンメニューをクリックすると、選択した設定の前に、そのキーまたはキーの組み合わせのシンボルが表示されます。つまり、そのキー(またはキーの組み合わせ)を押したままカーソルをホットコーナーパネルに移動した場合にのみ、ホットコーナーがアクティブになります。
本当に左上にホットコーナーを設定したい場合は、Mac のメニューバーを狙っているときに誤ってホットコーナーを設定しないように、Shift キーまたは Command キーを押したままにします。
Macのホットコーナーの設定方法
右上のホットコーナーをデスクトップに設定しました。デスクトップの右上にいくつかのフォルダを置いているので、同じ場所でホットコーナーを有効にするのは理にかなっています。さらに、デスクトップのホットコーナーには秘密の仕掛けが隠されています。ファイルをドラッグし始めると、ドラッグ中にカーソルをホットコーナーに当てることで、デスクトップと他のFinderウィンドウまたはアプリ間でファイルを移動できます。
左下のホットコーナーを「アプリケーションウィンドウ」に設定しました。これで、現在開いているアプリのウィンドウがすべて表示されます。画面の左半分にFinderのウィンドウをたくさん集めているので、この機能は頻繁に役立ちます。(この機能は、ウィンドウ間でファイルを移動する際にデスクトップ機能と組み合わせて使用できます。)
Macの画面をロックするには、右下のホットコーナーを設定しています。キーボードショートカット(⌃⌘Q)でも操作できますが、右手がトラックパッドに既に触れている場合は、ホットコーナーを使う方が早いです。誤って画面をロックしてしまうのを防ぐため、左手のShiftキーと併用しています。
この投稿はCharlie Sorrelが寄稿しました。Mac Hot Cornersの使い方に関するこの投稿は、2019年4月15日に最初に公開されました。その後、情報を更新しました。