ウォール街:CDMA iPhoneはアップルにとって90億ドル規模の市場となる可能性

ウォール街:CDMA iPhoneはアップルにとって90億ドル規模の市場となる可能性

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ウォール街:CDMA iPhoneはアップルにとって90億ドル規模の市場となる可能性
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ベライゾン iPhone 4

アップルが待望するCDMA対応iPhoneは、2012年に90億ドルという巨額の利益を生み出すと、あるアナリストは予測している。カリフォルニア州クパティーノに本社を置くこのテクノロジー大手は、米国で60億ドル、中国、インド、日本などの市場でその半分の収益を上げると見込まれている。

JPモルガンのアナリスト、マーク・モスコウィッツ氏は火曜日、投資家に対し、Appleには今後最大2年間、市場平均を上回る成長を維持できる「数十億ドル規模の収益機会」があると語った。モスコウィッツ氏は、Verizonが来年、CDMA対応iPhoneを1,000万台販売すると予想している。これは、同社が2011年に1,100万台販売すると予測していた数字とほぼ一致する。CDMA対応iPhoneは、Verizon史上最も売れた携帯電話だった。


一方、Appleは急成長を遂げているアジア太平洋地域の10%、つまりCDMA市場の「大きな部分」を獲得できる可能性がある。IDCなどの調査会社は、2009年から2014年にかけて、中国、インド、日本、韓国の4地域で年間40%の成長が見込まれると予測している。

アップルはすでに、中国からの売上高が前四半期に4倍の26億ドルに達したと報告している。日本では、売上高が83%急増した。

このような楽観的な数字を見ると、カリフォルニア州クパチーノの幹部たちが手を叩きながら「なぜこれほど長く待っていたのか」と問う声が高まっているに違いない。

[AppleInsider]