アップルは小売店の従業員に列に並んで待つ分の補償金を支払う必要はない

連邦判事の判決によれば、カリフォルニア州内のアップルストアで働く現従業員と元従業員数千人への未払い賃金を支払うためにアップルは現金を支払う必要がなくなる。

この訴訟は2013年にアップル社に対して元小売店従業員2名によって起こされたもので、勤務時間後にバッグ検査を義務付けるアップル社の方針により、数十時間分の未払い賃金、年間約1,500ドルを支払わされたと主張していた。

この訴えは今年7月に集団訴訟に発展し、Appleはカリフォルニア州の小売店の現従業員と元従業員1万2000人以上に補償金を支払わなければならなかった可能性がある。

判事がアップルを許した理由は、従業員が職場にバッグを持参しないことを阻止するものが何もなかったからだ。

「アップルは盗難防止に比較的緩やかなアプローチを取り、店を出る際にそれらの品物を検査するという条件で、従業員にバッグや個人のアップル製品を店内に持ち込む選択肢を提供した」とサンフランシスコの米連邦地方裁判所のウィリアム・アルサップ判事は述べた。

この判決は、昨年12月にアマゾンが従業員に対し、保安検査場での待ち時間に対して賃金を支払う必要はないと命じた同様の判決に続くものだ。

出典：CNET

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