
Tablet PC Reviewのアンディ・パトリツィオ氏は、iPad 3のWi-Fi受信状態が悪いという散発的な報告の真相を究明しようと決意しました。新型iPad、初代iPad、そしてiPhone(3GSと4S)を2台用意し、SpeedTestアプリを起動して、自宅のCisco WRT310N 802.11a/b/g/nルーターでテストしました。結果は?iPad 3は最下位でしたが、噂ほど悪くはありませんでした。
アンディはルーターから様々な距離で下り速度と上り速度をテストしました。iPhone 4Sはほぼすべての距離で勝り、距離が離れるにつれて新しいiPadのパフォーマンスが最も急激に低下しました。アクセスポイントから9メートル(約9メートル)離れた場所、薄い壁を3枚も通した状態では、iPhone 4Sは下り5.16Mbps、iPad 1は1.67Mbps、iPad 3は0.28Mbpsというひどい結果でした。上り速度も同様でした。
さて、これらのテストは、テストで使用されるサーバーへのインターネット接続の影響も受けますが、これは Wi-Fi 信号強度とは関係ありません。しかし、Andy の結果の一貫性から、確かにパターンがあることがわかります。
これは問題でしょうか?そうは思いません。新しいiPadを少し使ってみた限りでは、ウェブブラウジングはiPad 2と比べて遅くなるどころか、はるかに速くなりました。実際、最近の高速接続では、ボトルネックとなるのは接続自体ではなく、ブラウザのレンダリング速度であることが多いのです。私が短時間で非科学的なテストを行ったところ、iPad 3でも初代iPadと比べて大きな速度低下は見られませんでした。リビングルーム(Time Capsuleルーターから最も遠い場所)で並べてみましたが、違いは全く感じられませんでした。
どちらも Google を瞬時に読み込み、扱いにくいサイトの読み込みにはどちらも同様の時間がかかりますが、新しい iPad の方が古い iPad よりも速い場合もあれば遅い場合もあります。
また、関連した(そして同様に非科学的なテスト)ところによると、iPad 2 では EDGE や(恐ろしいことに)GPRS に落ちてしまうような場所でも、新しい iPad は 3G 信号を維持していることがわかりました。
では、新型iPadのWi-Fi接続の速度は旧型よりも遅いのでしょうか?おそらくそうでしょう。実生活で違いが出るでしょうか?あまりそうではありません。そして、何が原因でしょうか?私の推測では、巨大なバッテリーが何らかの形で邪魔になっているのでしょう。