- ニュース

著名な投資家で慈善家のウォーレン・バフェット氏が今朝CNBCのスクワーク・ボックスに立ち寄り、バークシャー・ハサウェイのトップはアップルが現金をどう使うべきかについて興味深い考えを述べた。それは、ウォーレン・バフェット氏が何年も前にスティーブ・ジョブズに言ったように、投資家から全株を買い戻すことだ。
アップルの1,370億ドルの現金とAAPLの低迷する株価をどうするかと問われたウォーレン・バフェット氏は、アップルが絶対にすべきことはデビッド・アインホーン氏の「iPref」株への圧力に屈することだと述べた。
私は彼の言うことを無視します。今後5年から10年で最大の価値を創造できるような経営をします。株価を毎日上げ続けるような経営はできません。バークシャー・ハサウェイはこれまで4回、50%も下落しました。そうなった時、お金があれば買います。価値を創造し続ける努力を続けるだけです。
バークシャー株が下落するたびに、なぜあれやこれやしないのかと聞かれました。配当金を支払えばいいのに、と。アップルは価値創造をうまくやっていると思います。現金が多すぎるのかもしれません。彼らがこれほど多くの現金を持っている理由の一つは、その3分の2がまだ課税されていないことです。
スティーブから電話があった時、私は「あなたの株は安いですか?」と尋ねました。彼は「ええ」と答えました。私は「必要以上の現金を持っているのですか?」と尋ねました。彼は「少しです」と答えました。(笑)私は「それなら株を買い戻してください」と言いました。彼は買い戻しませんでした。さて、私たちの株が9万ドルから4万ドル、そして4万5000ドルに上がった時、私は「株を買い戻したい」と書きました。しかし、なかなか実現しませんでした。
しかし、80セントでドル紙幣が買えるなら、それはとても良いことです。
バフェットがジョブズ氏にアップルの現金の使い道について助言したと主張するのは今回が初めてではない。昨年の同時期にも、バフェット氏は同じ番組で同様の発言をしている。
それでも、私には賢明なアドバイスに聞こえます。長期的な視点で事業を構築し、市場が冷や汗をかいた途端に撤退しようとする投資家の愚痴は無視しましょう。Appleが1370億ドルもの現金を蓄えているのも、まさにこの方法によるのではないでしょうか。
出典:フォーチュン