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ここ数ヶ月、Boxは生まれ変わりました。ごく基本的なクラウドストレージソリューションから、真のエンタープライズソリューションへと進化を遂げ、iPadなどのモバイルデバイスであらゆる種類のドキュメントを保存、閲覧、編集できるハブへと進化しました。Boxの歩みは今週も続き、ビジネスおよびエンタープライズ顧客向けに一連の新機能を発表しました。
Boxは長年にわたり、ビジネス/エンタープライズ向けのドキュメントストレージと共有サービスを提供してきました。今週、同社はエンタープライズ向けサービスに一連の改良点を発表しました。これにより、管理者はより幅広いドキュメントおよび情報管理を行えるようになります。また、エンタープライズ顧客のユーザーエクスペリエンスも全体的に向上しました。
管理者と IT の改善点は次のとおりです。
- ファイルへのアクセスをより細かく設定
- パスコードロックなどのモバイル固有のセキュリティ機能
- 複数のメールドメインのサポート
- アクティビティ通知のアーカイブ機能
ユーザーだけでなく、管理者やITスタッフにも適用される、より広範な機能追加として、組織に関連付けられたすべてのBoxアカウントを企業全体で検索できる機能が追加されました。これにより、パブリッククラウドサービスでよくある問題である、コラボレーションを著しく制限する可能性のある、ファイルが複数のデータサイロに閉じ込められる傾向が軽減されます。また、経営、財務、法務上の理由で文書を探す必要がある場合の問題にも対処できます。さらに、この検索機能は、社外の個人ストレージへのデータ漏洩や、複数のサービスやアカウントにまたがるデータの拡散を防ぐのにも役立ちます。
これらの変更は、データ セキュリティとプライバシーのコンプライアンスのギャップを埋めることになるため、一部の規制産業の企業を含む多くの企業にとって重大な意味を持ちます。
Boxは新機能に加え、エンタープライズライセンス契約も刷新しました。この新しい契約は、企業のニーズや人員レベルの変化に応じて、予測可能なコスト設定を実現することに重点を置いています。
出典: TechCrunch