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写真:Cult of Mac
Appleは、すべてのサブスクリプションを1つのパッケージにまとめた「Apple Prime」サービスの計画をまだ断念していないようだ。9to5Macは水曜日遅くに公開したレポートで、 iOS 13.5.5ベータ版のコードに、これまで存在しなかった「バンドルオファー」と「バンドルサブスクリプション」への言及を発見した。
Apple Music、Apple News+、Apple TV+、そしておそらくApple Arcadeも含めたサービスをバンドルし、それぞれを個別に購入するよりも低価格で提供するというアイデアもあるかもしれません。もちろん、それが実現するかどうかは全く別の問題です。
Appleは以前から、こうしたサービスバンドルを検討していると報じられています。アナリストたちは、サービスによってAppleが最終的に2兆ドル規模の企業に成長する可能性があると考えており、このバンドルにも期待を寄せています。「AppleはiPhoneユーザーへの忠誠心を高め、それをコンテンツに活かす手段として、サブスクリプションバンドルを導入すべきだと考えています」と、ゴールドマン・サックスのアナリストは2018年10月に述べています。
しかし、最近のニュースでこの噂は冷や水を浴びせられました。フィナンシャル・タイムズ の記事によると、Appleはユニバーサルミュージック、ソニーミュージック、ワーナーミュージックと複数年のライセンス契約を結んだとのことです。これらの出版社は、音楽クリエイターへの支払い額が減る可能性があるため、パッケージ契約にはそれほど乗り気ではないと言われています。
アップルのサービス部門
Appleは自社サービスの会員数公表に関してはかなり慎重だ。Appleが最後に会員数を発表した6月には、Apple Musicの有料会員数は6,000万人だった。AppleはApple Arcade、Apple News+、Apple TV+の会員数を明らかにしていない。しかし、いずれもApple Musicの会員数をはるかに下回っている。Apple TV+の会員数は1,000万人前後と報じられているが、その約半数はAppleの無料トライアルを利用している。Apple News+とApple Arcadeも、それほど大きな話題にはなっていない。
そのため、Appleがこれらすべてを一つの巨大なバンドルにまとめることで、どれほどの売上増を期待できるのかは不明です。しかし、状況から判断すると、Appleはそのアイデアを否定しているわけではないようです。
Apple Primeバンドルにいくらまでなら出せますか?ぜひ下のコメント欄であなたの考えをお聞かせください。