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写真:Ste Smith/Cult of Mac
カメラ最大手ブランドの1社の最高経営責任者(CEO)が、自社はスマートフォンとの戦いに負けそうだと述べたところ、より明るい未来を主張する同僚の一部からその発言は退けられた。
キヤノンのCEOである御手洗富士夫氏は現在、おそらく自分が間違っていたらと願っているだろう。
日本のカメラ映像機器工業会(CIPA)の新しい報告書によると、2月のカメラ販売は2018年第2四半期と比べて35パーセント減少した。
報告書はまた、レンズ交換式カメラ市場が3年間で急激に減少したことも示した。
キヤノンとニコンがプロ仕様のミラーレスカメラとレンズを新たに導入したことで売上が減少したため、この報告は一部のアナリストを不安にさせている。

グラフ:CIPA
2017年2月のレンズ交換式カメラの出荷台数は843,217台でした。今年2月は521,217台でした。
御手洗氏は1月に、今後2年間で市場が約50%縮小するだろうと予測した。
「人々はスマートフォンで写真を撮るのが一般的です」と御手洗氏は日経新聞のインタビューで述べた 。「デジカメ市場は今後2年ほど下落が続くでしょう。当社でも、カメラはここ数年、年間約10%のペースで減少しています。プロ・アマチュア合わせて500万台から600万台が使われています。そして、ついに市場は底を打つでしょう。」
キヤノンはプロの写真家へのサービス提供を継続する一方で、監視や医療などの分野の法人顧客に重点を移していくと御手洗氏は述べた。
一方、2007年のiPhoneの登場で始まったスマートフォンのカメラ革命は、ますます進化を続けています。最新のiPhoneは優れたカメラを搭載していますが、HuaweiやSamsungといった競合他社は、Appleよりもさらに高い水準にまでカメラの性能を高めていると言えるでしょう。
最近、Huawei は、前代未聞の光感度 ISO 評価 409,600 を備えた低照度撮影の優れた製品である P30 Pro を発表しました。
出典: DPレビュー