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アップルの最高執行責任者ティム・クック氏、財務責任者ピーター・オッペンハイマー氏、マック・ハードウェア担当上級副社長ボブ・マンスフィールド氏の給与が引き上げられ、株式ポートフォリオも増加した。
ジョブズ氏の後継者としてしばしば名前が挙がるクック氏の年俸は80万ドル。アップルの最高財務責任者(CFO)であるオッペンハイマー氏は70万ドル、ハードウェア部門責任者のマンスフィールド氏は60万ドルとなる。
3人の幹部は、増額された報酬に加え、制限付き株式の付与も受けた。クック氏はアップル株20万株、オッペンハイマー氏は15万株、マンスフィールド氏は12万株をそれぞれ受け取った。アップルの株価は水曜日に2%上昇し、1株91.01ドルで取引を終えた。
世界的な景気後退はアップルのハードウェアの売り上げに打撃を与えたが、サンフランシスコ・クロニクル紙によると、ジョブズ氏にとってはさらに個人的な打撃となり、保有株550万株の価値が約半分に下落したという。
1997年にジョブズ氏がアップルのトップに復帰した当時、株価は1株200ドルで、時価総額は10億ドルを超えていました。しかし、2009年の株式市場の混乱後、アップルの株価は91.01ドルまで下落しました。この下落により、ジョブズ氏が保有するアップル株の価値は半分の5億ドルにまで下落しました。