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写真:リアンダー・カーニー/Cult of Mac
ブラック・アイド・ピーズの創設者ウィル・アイ・アムは長年アップルの熱狂的なファンだが、ジョニー・アイブの新しいウェアラブル端末を支持することに関しては、同歌手はただ奇妙だと考えている。
カンヌライオンズ映画祭のパネルディスカッションで、I.アム氏は最近ジムでApple Watchを着けているのに腕にiPhone 6を巻き付けている男性を見たと語り、それは何かおかしいとSaleForceのCEO、マーク・ベニオフ氏に伝えたという。
「ワークアウトに行ったら、『これは変だ』って思ったんだ」とウィル・アイ・アムはベニオフに語った。「iPhoneが全てをひっくり返し、僕らの行動は完全に変わった。でも、身につけるものにも何かが起こるんだ」
ウィル・アイ・アムが奇妙で価値のないウェアラブル機器について語りたいのなら、ザ・ヴァージ誌が2014年の「最悪の製品」と評したPulsスマートウォッチ/バングルを改良してみるといいかもしれない。「Pulsは、製品化されるべきではなかったKickstarterプロジェクトのようだ」とダン・セイファート氏は書いている。
ウィル・アイ・アムの他の技術革新、たとえば途方もなく高価な iPhone カメラ アタッチメントなどは、この歌手が、マイクロソフト製品発表会のオープニング コメディでもない限り、真剣な公の場で技術について意見を述べることは決して許されないというさらなる証拠となるはずだ。
Appleはウィル・アイ・アムをApple Watchの一般公開に招待し、新リテール担当責任者のアンジェラ・アーレンツと共に製品を手に取る姿が目撃された。ウィルはBeatsのジミー・アイオヴィンやドクター・ドレーと長年の交友関係を持ち、数々のミュージックビデオでApple製品を宣伝してきたが、今後は招待されなくなるかもしれないという予感がする。
出典: Page Six