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アップルとモトローラは2014年8月にマイアミの法廷で争う予定だが、争いが始まる前に両社は14件の特許を訴訟から取り下げることを決定した。
ロバート・N・スコラ連邦判事の指示により、両社は訴訟対象となる特許のリストを絞り込み始めている。当初、審理対象となる特許は24件だったが、昨日、Appleは6件、Motorolaは8件の特許を取り下げた。
Apple社は以前に2件の特許を取り下げていたため、裁判所がこの和解案を承認すれば(その可能性はかなり高いと思われる)、両社はそれぞれ4件の特許を主張する立場となる。
裁判所の文書によれば、Apple は Motorola のセットトップボックス事業に関連するいくつかの特許を取り下げたが、Motorola はプッシュ通知アラートに関する訴訟を断念している。
FOSS Patents によれば、両社は、差止命令を得られた場合に有利になる可能性のある特許の利用に注力しているようだ。一方、損害賠償金という大きな利益をもたらす可能性のある特許については、二の次になっている。なぜなら、Apple は、Google の子会社からどれだけ現金を獲得しても、両社が和解に至るのに実際には役立たないことを知っているからだ。
出典: FOSS特許