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不動産ポートフォリオにApple Storeを持つことはどれほど価値があるのでしょうか? 結果は(予想通り)確かにかなり価値があるようです。
これは、南カリフォルニアのサード ストリート プロムナード アップル ストアが、新規の不動産購入者に記録破りの 1 億ドルで売却されたことで証明された点です。これにより、ロサンゼルス西部地域全体の商業用不動産の 1 平方フィートあたりの記録保持者となりました。
アップルが賃借していたこの敷地は、先月ニューヨーク州に拠点を置く不動産会社ブリッジトン・リアルティに売却されました。興味深いことに、アップルがこの敷地で事業を展開してきた期間において、この敷地が売却されるのは今回が2度目となります。
以前はボーダーズ書店だったこの土地は、以前の所有者がわずか2,600万ドルで購入されました。2012年にAppleが参入すると、価格は6,000万ドルへと高騰し、その後、新たな所有者に売却されました。そして今、同じ所有者が記録的な額で再び売却しました。つまり、この土地の価値は過去4年間で280%以上上昇したことになります。
ご存知の方のためにご説明すると、現在、17,550平方フィートの店舗の1平方フィートあたりのコストは約5,700ドルです。これは、Apple Storeの通常の1平方フィートあたり4,550ドルを上回っています。調査会社eMarketer Inc.の最近のレポートによると、それでもApple Storeは平方フィートベースで最も価値のある店舗となっています。
「今回の売却は、プロムナードというよりも、アップルの実力について多くを物語っています」と、ニューマーク・グラブ・ナイト・フランクのセンチュリーシティ事務所のエグゼクティブ・バイスプレジデント、ジェイ・ルークス氏は語る。「隣に同じ広さのスペースが売りに出されていたとしても、これほどの価格はつかないでしょう。買い手は、ポートフォリオにこのようなテナントを抱えていることを自慢できるのですから。」
Appleは長期リース契約で知られています。同社は2012年12月にこのビルに移転しており、現在のリース契約では2027年までそこに留まる可能性があります。
出典:LA Commercial Real Estate Advantage
出典: ifoAppleStore