ウォーターフィールドのデイリーアウトバックトートバッグは都会のジャングルでも荷物をしっかり運ぶ [レビュー]

ウォーターフィールドのデイリーアウトバックトートバッグは都会のジャングルでも荷物をしっかり運ぶ [レビュー]

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ウォーターフィールドのデイリーアウトバックトートバッグは都会のジャングルでも荷物をしっかり運ぶ [レビュー]
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アウトバックトート2

真夏にウォーターフィールドのデイリー・アウトバック・トートをレビューするのは、少々不公平に思える。東海岸の7月中旬は、特に大型の革製品には厳しい季節だ。街全体が溶けてしまいそうなこの時期に、汗ばんだ腕に持ちたくないのは、厚く贅沢なレザーのハンドルだ。

アウトバックはシアサッカー生地との組み合わせがベストではないかもしれませんが、秋には魔法瓶とスタジアムブランケットを入れて持ち歩けば、きっと素晴らしい見た目になるでしょう。ウールのセーターも重ね着できます。iPadも。本を数冊、ピクニック用品、手袋だって入れられます。そうそう、ご存知でしたか?アウトバックは何でも入ります。メリー・ポピンズのカーペットバッグを現代風にアレンジしたバッグです。

良い点

このバッグの造りは絶妙です。ヴィンテージキャンバス地は厚手で耐久性があり、夏の嵐にも耐えられます。使い続けるうちに、レザーのディテール、ハンドル、そして座面は完璧な経年変化を見せ、初めて使った時よりも今の方がずっと美しくなっています。(ウォーターフィールドのバッグは、インディサッチェルのレビューでわかるように、経年変化が美しいのが特徴です。)ゴールドのナイロン裏地は、「都会の荒野を彷徨う」ような外観と鮮やかなコントラストを織りなしており、iPadをはじめとする様々なガジェットを詰め込んだくなるような魅力を放ちます。iPad専用のポケットも備えています。必要に応じてジッパーを閉め、上部を折り曲げて、自転車の後ろのラックにバッグを固定することも可能です。バッグは安定感があり、かさばらず、しっかりと固定されます。

アウトバックの収納力を実感していただくために、ジッパーを開けた状態で19冊の本をぎっしり詰め込んでみました。ぜひご自身で確かめてみてください。アウトバックでブックセールに行くなら、荷物が多すぎると心配する必要はありません。ミニバケーションに必要なアクティビティをすべてこのバッグに詰め込むことができ、しかも見た目も抜群です。

悪い点

このセクションは「あまり良くない点」と言えるでしょう。このバッグにはあまり欠点がありません。先週、東海岸を襲った記録破りの猛暑には、このバッグは役立たずだったかもしれません。とはいえ、車に放り込んで旅行に出かけたり、ウォーターフィールドのサイトが推奨しているように「セーリング」(海水が入るとは思えません)に出かけたりするのでなければ、アウトバックは3シーズン対応のバッグと言えるでしょう。気温が華氏75度(摂氏約23度)を超えると、「hot mess(大混乱)」という言葉が文字通りの意味合いを帯び、苛立たしく感じられます。夏にこのバッグを持ち出せば、汗をかきます。革を二度なめすことになるかもしれません。実際、夏に革や厚手のキャンバス地を何枚使っても、耐え難いほどの暑さを感じます。アウトバックは冬、春、秋に使うのが良いでしょう。アウトバックの兄貴分である、とてつもなく巨大なウィークエンダーは、その倍の重さになるはずです。

バッグのファスナーを閉める必要がある場合、しかも素早く閉める必要がある場合、私が試したアウトバックの1つのディテールにイライラするかもしれません。それは、このジッパーの取っ手がとてつもなく扱いにくいということです。長さは1.5cm強ですが、滑りやすい素材でコーティングされており、操作しようとするたびに指から滑り落ちてしまいました。これは些細なディテールですが、バッグを閉じるたびに慌てて引っ張る(そして悪態をつく)ことに繋がります。

評決

細かいディテールや湿気はさておき、アウトバックは素晴らしいバッグです。控えめで自由な印象で、オーバーサイズのステートメントバッグを隠したような存在感があります。このバッグは、あなたを手の込んだ人に見せるのではなく、たくましく、セクシーで、クールに見せてくれます。さあ、早く夏が終わって、また使えるようになってほしいです。

[xrr評価=90%]

アウトバックトートはウォーターフィールドのウェブサイトから直接購入できます。サイズは2種類。上記でレビューしたデイリー (13.75インチ~19インチ×14インチ×5.5インチ、149ドル)とウィークエンダー (18.5インチ~24インチ×13.5インチ×6インチ、159ドル)です。上質な素材を使用し、サンフランシスコで製造されており、レザートリムもお選びいただけます。