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アップルは、PC販売を揺るがす経済ウイルスに対して免疫を持っているようだ。実際、iPhoneとiPadの売上により、カリフォルニア州クパチーノに本社を置くこのテクノロジー大手の株価は520ドルの価値があると、ゴールドマン・サックスのアナリストが水曜日に投資家に語った。
ゴールドマン・サックスのビル・ショップ氏は、以前の予想である480ドルを引き上げて、「アップルの勢いは、我々が以前認識していた以上にマクロ経済の圧力に対して抵抗力があるようだ」と指摘した。ショップ氏は、アップル株は「最近のアウトパフォーム後も、現在の水準から大幅に上昇する余地がある」と述べている。もっと簡単に言えば、アップルのロゴが付いたものはすべて飛ぶように売れているにもかかわらず、「i」の付くものへの渇望は満たされていないということだ。
ショープ氏は、Appleが12月四半期にiPhoneの販売台数を2,630万台と発表すると予想しており、これは2,680万台から増加すると見込んでいる。今四半期については、携帯電話1,692万台、iPad 1,300万台を販売し、第4四半期の売上高は273億7,000万ドルから287億1,000万ドルに増加すると予想している。
ショープ氏は、低迷する経済状況下でもアップルの売上増加を称賛したウォール街のアナリストの一人に過ぎない。クレディ・スイスのクルビンダー・ガルチャ氏は火曜日、アップルの目標株価を500ドルと発表し、同社は「新興市場の巨大な潜在力を解き放つ瀬戸際にいる」と述べ、その潜在力は680億ドルにも上ると付け加えた。
第4四半期は、Appleにとってまさに楽勝だ。iPhoneメーカーである同社は、「iPhoneの大型新製品サイクルに加え、MacやiPadによるPC市場シェアの拡大により、ホリデーシーズンに向けて好調な勢いを維持している」と、バークレイズ・キャピタルのベン・ライツェス氏は述べている。