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Appleの製造会社Foxconnは、まだ人間の労働力をロボットに置き換える準備が完全にできていないようだ。
台湾メディアが伝えた新たな報道によると、フォックスコンのCEO、テリー・ゴウ氏は、同社の現行世代のいわゆる「フォックスボット」が、能力と柔軟性の両面で期待に応えられなかったとして失望しているという。
フォックスコンは2010年から人間の労働者をロボットに置き換えることを検討しており、2012年12月からiPhone製造ロボットでこの技術のテストを開始していた。
郭氏は今年初め、iPhoneの生産開始にあたり、フォックスボット1万台の導入を開始する予定であると株主に語った。研磨、ネジ締め、大型外装部品の配置といった作業には高度な技術は求められないため、フォックスボットが使用される予定だ。
各ロボットの製造コストは2万ドルから2万5000ドルで、最大3万台のデバイスを製造できる。
新たな報告書では、フォックスボットが割り当てられた比較的単純な作業に失敗したのか、あるいは、フォックスボットが人間の作業員を補佐するだけでなく、それ以上のことをして人間の作業員に完全に取って代わることが期待されていたのかについては言及されていない。
フォックスコンは先月、iPhoneの受注に対応するため、山西省の工場で2万人の従業員(人間)を追加雇用した。現在、第2世代のフォックスボットの開発が進められている。
出典: Gforgames