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1997年、第二次ジョブズ王朝の幕開けにあたるAppleは、創業20周年を記念した特別版Twentieth Anniversary Macintosh(TAM)を発表しました。TAMは高級システムとして位置づけられ、7,000ドルで販売され、タキシード姿の技術者が配達に訪れました。しかし、縦型のデザイン、洗練されたフィット感と仕上げ、そして後にiMacにも採用される液晶ディスプレイは、Appleの工業デザインにおける方向性を象徴するものでした。
このプロモーションビデオでは、当時まだ無名だったAppleのデザイナー、ジョニー・アイブ(髪はふさふさ)が、彼の最新作を披露し、同社のデザイン哲学を説明しています。TAMは市場では失敗に終わりましたが、その後のAppleのデザイン復興を予感させるものであり、以来、コレクターズアイテムとして高い人気を誇っています。
[512 Pixels経由]