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写真:Apple
iPadOS 13.1がリリースされ、幅広いiPadモデルにインストールできるようになりました。Appleタブレットユーザーから長らく要望の高かった機能が追加され、アプリケーションで複数のウィンドウを開く機能、マウスのサポート、USBドライブへのフルアクセスなど、多くの新機能が実装されています。
この新バージョンは6月に発表され、夏の間ずっとベータテストが行われていたため、驚くようなことはありません。しかし、テストの時間は終わりました。過去5年間に製造されたiOSタブレットをお持ちのほぼすべての人がiPadOSをインストールできます。
iPadOS 13.1という名前の最初のバージョンなのに、そうではないと勘違いしないでください。iOS 13.1から派生したため、Appleは同じバージョン番号を維持することにしました。iPadOS 13を見逃したわけではありません。このバージョンは一般公開されず、ベータテスターのみに公開されました。
iPadOSの大きな変更
大きな変更点の一つは、アプリケーションが複数のウィンドウを開くことができることです。この改良版のSplit Viewにより、Apple Pagesなどのソフトウェアで2つのワープロ文書を並べて表示したり、複数のメモを同時に表示したりできるようになります。ただし、Apple純正の製品すべてがこの機能をサポートしているわけではなく、サードパーティ製アプリでも同様です。
iPadOSでは、USB-CまたはLightningポートに接続されたリムーバブルドライブ上のファイルの読み取りだけでなく、コピーも行えます。ファイルアプリでは、フラッシュドライブやその他のUSBドライブの内容をすべて表示できます。
約10年にわたり多くの要望があった機能がついに実現しました。マウスのサポートです。Bluetooth、USB-C、またはLightningポート経由で接続できます。
SafariウェブブラウザはmacOS版とほぼ同等に書き換えられました。また、iPadOSはAndroid OSの機能を流用し、ホーム画面にウィジェットを表示できるようになりました。
重要な新機能が非常に多く、Cult of Macは「iPadOS は『本物のコンピュータではない』という主張をすべて黙らせる」という社説を掲載しました。
iPadOSをサポートするタブレット
Apple によれば、以下のデバイスはすべて新しいタブレット オペレーティング システムをインストールできます。
- iPad(第7世代)
- 12.9インチiPad Pro
- 11インチiPad Pro
- 10.5インチiPad Pro
- 9.7インチiPad Pro
- iPad(第6世代)
- iPad(第5世代)
- iPad mini(第5世代)
- iPad mini 4
- iPad Air(第3世代)
- iPad Air 2
今すぐiPadOSを入手
iPadのアップグレードは、長年同様、2つの方法で簡単に行えます。1つは、iTunesを実行しているコンピューターに端末を接続する方法です。
もう1つの方法は、タブレットに直接ワイヤレスアップデートを行う方法です。設定アプリを開き、 「一般」>「ソフトウェアアップデート」>「ダウンロードとインストール」と進むだけで簡単です。