iPad No-Air! Appleのタブレットがアメリカン航空のフライトを欠航に

iPad No-Air! Appleのタブレットがアメリカン航空のフライトを欠航に

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iPad No-Air! Appleのタブレットがアメリカン航空のフライトを欠航に
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アメリカン航空のパイロットがiPad(正常に動作する)をチェックしている。写真:pmcrell

アメリカン航空の数十便が一晩中遅延した。これは、パイロットのiPad(飛行乗務員に情報を提供するのに使用)が離陸前に故障し、パイロットが飛行計画を持てない状態になったためである。

iPadのバグにより、@AmericanAirの737便は運航停止。機長のiPadがクラッシュしたため、#DFWの#ATX行きの飛行機に搭乗中。

— ビル・ジャカルソ (@bjacaruso) 2015年4月29日

@bjacaruso 一部の便でパイロット用iPadのソフトウェアアプリケーションに問題が発生しています。出発に関する情報は近日中にお知らせいたします。— アメリカン航空 (@AmericanAir) 2015年4月29日

パイロットがアメリカン航空の737全機が運航停止になったと伝えてきた…iPadがシャットダウン不具合…何だって #apple エアコンがない pic.twitter.com/4INSxMoeVN

— pmcrell (@pmcrell) 2015年4月29日

@dfwairport パイロットがiPadでクラッシュしたため、アメリカン航空の便に乗っています。アメリカン航空全機がクラッシュしたようです。他の航空会社もクラッシュしているのでしょうか? — Toni Jacaruso (@HotelNinja) 2015年4月29日

「パイロットが来て、副操縦士のiPadの電源が突然切れたと言った。彼のiPadも電源が落ちた。アメリカン航空の737型機全体でも同じ現象が起きたそうだ」と、ある乗客は語った。「パイロットたちにとって、前例のない、全く未知の出来事だったようだ」

アメリカン航空は2013年にパイロットにiPadの「電子フライトバック」を配布する方式に切り替え、大手商業航空会社として初めてこの方式を採用した。

この措置は、時間節約策、本を詰めた重いフライトバックを運ぶパイロットの負傷の軽減、そして(どうやら)燃料費の削減が目的とされており、重量の減少により毎年100万ドル以上の燃料費が節約されていると報じられている。

しかし、必ずしもAppleのせいというわけではなく、おそらくそうではないだろう。機内iPadに使用されているソフトウェアとデータは、ボーイング・デジタル・アビエーション傘下のジェップセン社が提供しており、一般的な製品とは一線を画している。

出典:QZ